北岳に登っちゃった

先日、山梨県で2番目に高い山、北岳に登ってきました。(詳しくはこちらの山ブログをご覧ください)

北岳を稜線より振り返って見る

山梨県で1番目に高い山が富士山で、北岳は日本で二番目に高い山なのです。パチパチ

去年初めて登った時は 下山後3日間は階段の上り下りができないくらいの筋肉痛でした。なので今回は筋肉トレーニングと称してスイス旅行から帰って疲労が回復したかわからないまま、2つの山でトレーニングをして臨みました(さらに疲労を蓄積したような気もするのですが・・)

登りは、最初から最後までかなりの急登続きですが、トレーニングがきいたのかゆっくり歩いたのが良かったのか意外と登り切れました。

途中にはお花畑があって可愛い花が沢山咲いています。

朝見た朝焼けと富士山がとても綺麗でした。

いつまでも見ていたい

心が現れるような景色です。

雲海に浮かぶ富士山。後ろの空がほんのりピンクに染まってとても綺麗

2日目に北岳に登頂しました。山小屋から45分。ここでもとても素敵な景色が見られました。

登頂2回目です。頑張った!

さて、問題は帰り道。今回は古くからあって、今はほとんど使われなくなった嶺朋ルートというコースを通りました。

コース名が既に読めないくらいさび付いてます

最初は良かったのです。 

八本歯のコルという、かなりギザギザしたところを通ったり、

クジラの背中のようなゆったりしたところを通ったり。

道も良く、なにしろ最高の眺めがありました。

左から北岳 少しとんがったのが甲斐駒ヶ岳。雲の向こうに八ヶ岳。その隣が鳳凰三山  右端の雲の上にちょこっと富士山

わぁ きれい なんて思っていたら、いきなり道がなくなりその後地獄のような展開に。

ハイマツという背の高さはせいぜい80センチくらいで、高い所に生える松が生い茂り、道を隠しそれをかき分けかき分けルートをはずさないように慎重に進みます。

ハイマツの林を抜けたと思ったら今度は道がない樹林帯へ。もう歩く人がなくなりすっかり荒れ果てています。登山道のない山というのはこんな感じなんだなぁ

道らしい踏み後を見つけても信じて進んでいてはいけません。本当は左に行くのにどんどん右へ行っている時もあるからです。

松の林と手人の入らない樹林帯。これを交互に繰り返して、疲労困憊、あ~もうだめかと思ったときに聞こえた川の流れ。

あの音は朝渡った川。その音を聞いたら勇気百倍。みんなで何とか下山しました。

やっと戻ってきました。 ほんと良かった~

いろいろと考えさせられ反省の多い北岳登山。忘れられない登山となりました

明日から東北、北海道旅行へ出発します。楽しみです!!

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