凄いぞっっ、ソーラー②!! 山梨 終の棲家

どんぐりんの夫です。 

凄いぞっっ、ソーラー①!! 山梨 終の棲家】から続きます。この話の最終回です。ながながお付き合いいただきありがとうございました。

今日の目次

  • 問題は冬だった!

まず、今日の本題の『問題は冬だった!』に入る前に、YouTubeなどから学び少しずつ対応していったことを説明します。

7/30にソーラー・蓄電池が我家に導入されました。この導入以降、スマホアプリ FusionSolarで、消費電力・発電量等がリアルに判るようになったのですが、我家の一番の電気大喰いは間違いなく、電気温水器でした。

オール電化住宅向けに、東京電力は『スマートライフプラン』という夜中1~6時まで27.86円/kWhと、昼間に比べ電気が安価になる契約を用意しています。 当時は何も考えず、AM4:00前後に東電から電気を購入し、大喰い 電気温水器を毎日沸かしていました。

AM1:00~6:00 27.86円 それ以外は35.76円です。
8月前半のある日 電気温水器の大喰いが超目立つ!

二人だけなのに無駄ですよね・・・

そこで、まず、毎日、電気温水器を沸かすのは辞め、台所にあるリモコンからのマニュアル操作で、お湯が少なくなり晴れた日だけ沸かすことにしました。
更に、YouTubeに触発され、リモコンの時間を操作し、お湯が沸く時間をAM4:00前後から、ソーラーが一番発電するお昼ごろに強制的にずらしてみました。日中、ソーラーが発電する時間にお湯を沸かす、お日様エコキュート的な運用を疑似的に作ったわけです。

お湯を沸かす時間をAM4:00からAM12:00に強制変更!

左が疑似お日様エコキュートです。晴れた日限定で昼頃にお湯を沸かすことで、夜沸かすよりも低コスト化が狙えると考えました。運用は8月中旬ごろから始めました。8月以降、東電への支払い・購入電力量は以下の通りです。9月より効果がでてきたことが判ります。

  2025/8月  8,684円 ・ 206kWh
  2025/9月  3,890円 ・ 35kWh  
  2025/10月 3,279円 ・ 10kWh

   

ソーラー・蓄電池 敷設前の去年7月に東電に支払った金額は16,055円。買った電力は470kWhなので、大幅に効果が出ていることは明らかです。
そんな小さな知恵を絞りつつ、秋は問題なく超え、冬にむかっていくのですが・・・

  • 問題は冬だった!

問題は冬でした! 以下が昨年12月の支払金額で6,538円。買電量は107kWhです。
ソーラー発電量は553kWhに対し、消費電力は535kWhです。どうにか、発電量のほうが大きいから問題はないのでは?? いやいや、

                 

12月になり支払額が高くなってきました・・・ 
発電(緑)に消費電力(赤)が追いつかない日が多い。充電も厳しい
冬、電気温水器は4.5kWで4時間以上もお湯を沸かしている・・・  発電が間に合いません・・・

11月までは対策が効き安価な支払いで済みましたが、12月も中旬になると、朝0℃を下回る日も出始め、高気密高断熱住宅といえども朝の宅内は12℃程度まで室温は下がります。
冬のエアコン暖房、これも曲者で、夏のエアコンより消費電力大きく2kW以上使うこともあるのですね。 キャンカーの冬の優れもの【FFヒーター】とは残念ながら違います。 
それにも増して、何よりも電気温水器が湯を沸かす時間が長くなり、沸かすたびに4-5時間程度、4.5kWの電力を使い続けます。結果、冬の晴れ間にソーラーで発電しても、電気温水器の消費電力に追いつかないことが間々あり、蓄電池を満充電にできません。
また、就寝前に寝室もエアコン暖房を使い暖めなくてはなりません。昨年の12月は天気も良くありませんでした。 

より意識を高めて、省電力化をしようと思っても限界があります。  

そこで、年末に石油ファンヒーターを導入。高気密高断熱住宅での石油ファンヒーターの使用は、一酸化炭素中毒を引き起こす恐れが高いので使用厳禁とありましたが、そこは一酸化中毒センサーを使用しつつ、自己責任での使用となりました。          

特に朝一番、急激にリビングを暖める時に集中して使うようにしました。電気代節約にはなりますが、消費する灯油は18ℓ/月程度。山梨では2,100円/月程度の支出となります。

また、間違いなく温泉回数も増加しました。

なので、電気代は減るかも知れませんが、抜本的対策とは言えません

対策は話し合ってきましたが、太っ腹の我家の大蔵大臣(総理大臣かな・・天使でしょ(どんぐりん笑)) どんぐりんが『エコキュートに入れ替えるしかないんじゃない!』。 
この大盤振る舞いの鶴の一声で、前回も説明の通り、ダイキンの『お日様エコキュート』を3/7に導入しました。まだ、三菱の電気温水器は7年弱しか使用していなかったため悩んでいましたが、結果は以下の通り。大正解だったと思います。

昨年 12月のある日。電気温水器の電気 大喰らいには驚きです!
今年 3月のある日。エコキュートはローパワー・・・

左が電気温水器。4.5kwでおおよそ5時間強。右がお日様エコキュート。季節は変わり気温が上がったとはいえ、1.2kW程度で1時間強。赤線をパッと一目みただけでも歴然の差が判ります。
お日様エコキュート導入は3/7だったため、冬の実情は明確ではないですが、様々な対策を駆使することにより、冬も乗り切れるのではと考えています。

              

ダイキンお日様エコキュート 宅内リモコン
超便利な【DaikinAPP】
スマホでどこからでも遠隔操作が可能となりました!

今の家電。ソーラーも蓄電池もそうでしたが、ダイキンのお日様エコキュートも、スマホからの遠隔操作が簡単にできるのは超便利。長期旅に出ていても、メンテナンスのために、天気の良い日を狙いタンクのお湯を沸かすこともできますし、冬の雪山から帰宅早々、遠隔操作で温かいお風呂に入ることも可能になります。まぁ、我家は山の後は温泉に行ってしまうので、お風呂には入らないかな・・・

おひさまエコキュートとは?特徴やメリットとデメリットを解説 – EV DAYS | 東京電力エナジーパートナー

東電との契約プランも大切です。東電は『ソーラーパネルとお日様エコキュートの両方をご使用のお客様』向けに、【くらし上手】を推奨しています。当然、何も考えず、スマートライフプランからくらし上手に契約変更するつもりでしたが、くらし上手は注意が必要です。

くらし上手にすると、例えば、北海道に旅に出て家の電気をほぼ使わないにせよ、基本料金と定額料金で6,325円/月は最低かかってしまうんです。
一方、スマートライフプランは、自己努力により、3,100円程度まで削れることが判っています。なので私はお日様エコキュートですが、このままスマートライフプランを使い続け、くらし上手に変える予定はありません。

冬は今シーズンの検証が必要ですが、東電への支払いはMaxでも5,000円未満で乗り切れるのではと期待しています。売電額はあまり期待できず1,000円+α程度ではないでしょうか。
なので、実質電気代の支払いは、12月~2月までは4,000円/月程度。ここに灯油 18ℓ 2,100円/月程度が加算される見込みです。冬はかかりますね・・・

春と秋の電気代は、売電が寄与し実質無料。夏は4,000~4,500円/月程度の東電への支払いに対し、売電が大きく期待できるため、ほぼほぼ、無料に近いことを予想しています。

問題は冬。だけど、冬以外はオール電化住宅の電気代が実質無料!!凄いことだと思います!!
高気密高断熱住宅へのソーラーパネル・蓄電池の敷設は、我家には大正解でした。

長々、4回に渡り、山梨移住先である自宅の改造・改良点を説明してきました。
no.1 山梨移住 終の棲家に手を加えました1
no.2 山梨移住 終の棲家に手を加えました2
no.3 終の棲家改造 凄いぞソーラー1

全てが、成功で、付けて良かったと思うものばかり。山梨甲府周辺は、住みやすいし、何よりも好きなことが楽しめるし、ありがたい時間を過ごせていることに感謝をしなくてはと思います。
山梨移住の経緯はこちらからどうぞ

来週、奥さん どんぐりんはスイス。 私はキャンカーで、東北に行き、単独でロードバイクや登山を愉しもうか? それとも、大好きな紀伊半島に行く前に、名古屋に寄り、息子とロードバイクで共に走ろうか?など思案中です。 さぁ、どうしよう・・・ 愉しみ!

今回は長々お付き合いをいただき、ありがとうございました。

おしまい!

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