ブドウがぐんぐん成長中です 作業が大変!

お手伝いしているブドウ畑でブドウがどんどん成長しています
農場ではシャインマスカット、ピオーネ、巨峰、デラウエア、マイハート、甲州、ブラッククイーン、ベリーA その他覚えられないくらいの品種を作っています。

1か月前にはどれも似た見たような目だったけど、だんだん個性が出てきましたよ!

お手伝いするまで、ブドウが市場に出るまでの作業なんて、まったく知らなかったけど、次から次へとメチャクチャ繊細な作業があってびっくりしています。ブドウの量を考えると気が遠くなりそうです。

しかも、日本の湿潤な気候に合わせて、ブドウ棚は顔の位置より高い所に作られています。つまり作業は全部上を向いて行うんです。これはつらいです。
首と方がパンパンになります。作業の後は長靴はいてひとっ風呂浴びて帰ります。もうどこから見ても完璧な農業女子です!

私が今までお手伝いした作業は 房づくり、新梢誘引、摘粒です。

「房づくり」はこれから大きく育っていくブドウの赤ちゃんを将来の大きさを見越して整える処理です。一枝に複数の房が付いていたらもっともよい房を残して残りは削除。
初日気分が悪くなり早退した日はこの処理中でした。

沢山の房を
すっきりさせる。 選ばれし房。

「新梢誘引」は来年主軸となる新しい梢(蔓)を絡ませないように棚に誘引する処理。その他の蔓も棚に括り付けていきます。雨が降って作業が数日滞ると、蔓同士が絡まりまくって、ほどいていくのがほんとに大変でした。秋が来て葉が落ちて、来年の春になると、今年延ばした新梢にブドウができます。

今日行った「摘粒」はテキリュウと呼びます。ある程度育ったブドウは、品種で違う粒の大きさを考慮して、ぶつかり合わず形よく熟するように粒を間引きし整える処理です。

今日は大きくて甘く爽やかな香りが人気の種なしピオーネの摘粒でした。形よく、30粒前後になるように、一房一房、一粒一粒間引いていきます。 

こんなスカスカ状態にまで間引きします。

まだ大豆くらいの大きさの緑色の粒を見ながら、巨峰より大きな粒を持つピオーネの出来上がりを想像して間引いていくのは、大変だけど想像力も発揮し面白かったです。

ピオーネのこんな姿を想像しながら作業します 早くできないかな~

下がったブドウの房を右から下から左から、体を回してぐるぐる回って見つめていると、自分の目が回りそうでした!!

他にも私がお手伝いしていない作業もたくさんあって、ブドウ作りってほんとに大変なんですね~。知らなかった~
これほど手間のかかる果物ってそうそうないような気がしてきました。

山梨ではサクランボ、ブドウ、スモモ、桃、 たくさんの農作業が一斉に佳境に入っております。あとひと月、美味しい桃が出始めるのが楽しみです!

大変だけど最高の景色と、楽しいおしゃべり、鳥の声に癒されます!
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