どんぐりんの夫です。
【山梨移住 終の棲家手を加えました①!】から続きます。
今日は我家の改造・改良のメインイベントとなった、【③ソーラーパネル・蓄電池 設置】について、色々と気付きもありましたので、細かく説明したいと思います。 今回は長いです・・・ どうか、ご容赦ください。
目次
3.ソーラーパネル・蓄電池 設置
4.電気温水器からお日様エコキュートへの換装
3.ソーラーパネル・蓄電池の設置
山梨 移住先の終の棲家がオール電化住宅だったため、ソーラーパネルと蓄電池の検討は引越す前から開始しました。
施工業者とは末永い付合いが必要になると考えたため、どのメーカーに発注するかの見極めに、まずは、注力しました。これは非常に大切な検討事項だと思います。
見積もり依頼や質問への回答に対し、どれだけ真摯・誠実、かつ、正確・丁寧に対応されるか、その見極めのために1か月近く、メールのやり取りや電話対応で確認。
その結果、大阪 中央区に本社を置く【エコ電気サービス】さんに発注することを決めました。担当となったK野さんの誠実さと迅速な対応は何しろ素晴らしい。助成金申請・売電対応に至るまで完璧なフォローをいただき、かつ、コスト的にも誠意ある対応をいただきましたので深く感謝しています。
見積りも複数いただきましたが、我家が選んだのは、ソーラーパネルはQセルズ/ハンファ社の【Q.TRON M-2.4+】 430whx12枚で5.16kWh。太陽光パネル保証/太陽光出力保証は共に25年です。高効率のQセルズはドイツの会社。経営悪化に伴い、韓国のハンファグループに買収されたようです。
蓄電池はDMMエナジー社の【4.95-10-DM-L】。パワーコンディショナーは【4.95KTL-JPL1-DM】。共に中国大手のHuawei製のOEM品です。HuaweiだとLUNA2000シリーズという名称で販売されています。蓄電池系は延長保証(有償)を結び、各々20年保証となっています。Huaweiさんとは現役時代、仕事上で数年間のお付き合いもあり、高い技術力と確かな提案力には舌を巻いたほど。 私は信頼に足るメーカーさんだと思い選定に至りました。

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DMM.make smart ハイブリッド型 蓄電システム | DMM エナジー
HUAWEI 5kWh~ 蓄電池 最安価格No.1!LUNA2000シリーズ エコでんち|
ここで組んだシステムは【全負荷型・ハイブリッド型】と言われるものです。簡単にまとめると【非常に高効率。停電時、全家庭の電気製品を、電力回復までの間、蓄電池容量の範囲内で使用可能】となります。我家はIHヒーター、リビングエアコンは200V系ですが、それにも問題なく対応する優れもの。
今年の3月ごろ夜半に、山梨甲府周辺で数分間停電がありましたが、停電後、真っ暗になりましたが、2-3秒で『ブンッッ!』という音と共に、我家の電気は完全復活。真っ暗だったので外に出たら電気が煌々とついているのは我家だけという貴重な体験もしました。


システム全体にかかった費用は約240万円。補助金が約30万円は出たので、実質210万円で組むことができました。
保証期間も重要ポイント。パネルは問題ないようですが、蓄電池系、特にパワーコンディショナーの寿命は15年前後とのことです。パワコンのみ交換でも30-40万円かかるので、有償で20年に延長保証した保証期間内でパワコンは新品に無償交換できるという目論見です。 まぁ、現在私は63歳。そのころまで元気かは不明瞭ですが・・・
日々の運用ですが、スマホに【FusionSolar】というアプリを入れ、発電量・消費電力量等の確認や、各種設定や操作等もスマホから行います。外出先からも簡単に操作・確認できるので使い勝手は最高。当初、モニターが宅内にあった方が良いように思いましたが、全く問題はありませんでした。なお、稼働状況等は施工業者である【エコ電気サービス】さんで共有されており、個別な問題が発生した際、遠隔操作で素早くフォローしてもらうことが可能です。以下、FusionSolarの代表的な画面です。

月換算の出来高は以下の通りです。今年の4月と5月の実績です。

ここで上げた発電量から消費電力を引いた電力は、16円/kWhで売電となります。この4月から売電がようやく始まったのですが、売電量501kWh 売電金額は8,016-円でした。同様な計算で5月も7,000-円程度収益が出る見込みです。
東京電力から、買電はほとんどしていませんので、我家が東電さんに支払った金額もご興味いただけるのではと思います。これは、様々な条件も明記しないとイメージが湧かないと思いますし、今回も超長くなってしまったので、別途、報告するようにいたします。オール電化でまさかの支払額!! きっと、みなさまは驚かれると思います。
昨日も記しましたが、ソーラーパネル・蓄電池を付けての感想は『マジっっ!凄いッッ!付けて良かった』です。 目次へ
4.電気温水器からお日様エコキュートへの換装
私はオール電化住宅には、全て、エコキュートがついているのだと考えていました。 ところが・・・

ソーラー&蓄電池を設置しFusionSolarで消費電力を確認できるようになり気付きました。なんだ、このAM 4:00ごろに毎日立ち上がる4.2kWを超える消費電力の製品は??
えっ!! てっきり、エコキュートだと思っていた物体・システムは、電気の力だけでお湯を沸かす【電気温水器】なるものでした。 無知は怖いですね・・・ エコキュートだとMax 1.5kW程度しか消費しないと理解していたので・・・

特に、電気温水器は真冬になると、毎日3‐4時間程度、約4.5kWの出力で沸かし続けます。がんばってソーラーが発電してくれても、電気温水器がソーラーで稼いだ電力の多く使用してしまいます。
また、冬のエアコン暖房も電気を大食いします。冬はシャワーではなく湯舟にどっぷりとつかりたいからお湯の消費量も格段とあがりますしね。
ということで、電気温水器もまだ7年弱しか使用していないので悩みましたが、助成金も期待できることもあり、思い切ってエコキュートに換装することにしました。
お願いした業者は【キンライサー】さん。こちらも担当された方のフォローとアドバイスが群を抜いて適切・丁寧だったことが大きな採用要因になりました。
選択した機種は【ダイキン工業製 EQA37YFPV】。ダイキンでは最新の「お日様エコキュート」にしました。焚き上げ時の消費電流は1.5kW未満。焚き上げも短いように感じますし、スマホから様々な設定や操作ができるのがありがたいです。
エコキュート換装後の感想ですが『付けて良かった。ローパワーだしスマホからの操作が便利!』でした。 目次へ
いやぁ、長くなってしまいました。すみません! 次回は、我家の使用状況下・東電との契約プラン内容も含めた支払い金額。キャンカー乗りならではの、バッテリー容量を日々気にしながら生きる、特徴的な使い方などを説明させていただき完結したいと思います。
本当に長い文章にお付き合いいただきありがとうございました。
まだ、この話は続く。次回、終わります。