娘とボーイフレンドが家族3人の誕生日に合わせて日帰りで我が家に遊びに来てくれることになりました。桜と桃の花見には2週間早いタイミングで、蕾はまだまだ硬いまま。しかも天気は午後から雨。

電車でやってきた娘達に甲府駅でささっと観光案内をしてみました。
まずは駅のすぐ隣にある私のお気に入りの場所へご案内。
洋館風の建物が建つ北口広場を線路に沿って東京方面へ約1分。
中央線によって分断された悲しい黒歴史を持つ甲府城の門の一つがポツンと立っていますが、反対側には三角屋根の黒い建物が何やら楽しそうな感じで並んで目を引きます。たぶん電車からも見えているはず。



ここは「甲州夢小路」という、小江戸情緒が新しくも懐かしい、なかなかのおしゃれスポットです。

4年ほど前、移住の候補地の一つに上がった甲府周辺の偵察で来た時、このエリアを見つけて、一気に甲府の好感度がupしました。

面積自体はこじんまりとしているのに、メインエリアには和風やイタリアンなどのレストラン、甲府らしくワインショップ、ジュエリーショップやスイーツ、カフェ、さらには小さな美術館まであって、盛りだくさん。
石畳の小径、素敵なお店 植栽も工夫されかなり楽しいところです。
娘たちも結構気に入ってくれて、「ここ、いい感じだね」と楽しんでます。

「和カフェ 黒蜜庵 きなこ亭」でお汁粉と信玄餅パフェを購入して、さっそく仲良く自撮りしてました。


次に行ったのはホームの反対側にある甲府城址の舞鶴城公園。 中央線のすぐ横にある城と思っていたけれど、明治時代に、城を分断して線路が敷かれたということ。
こんな事ってあります????

江戸時代に天守閣が焼け落ち、その後明治政府に建物を破壊され、城の中に中央線を敷かれた悲しい歴史があるお城。
今日は甲州夢小路から線路沿いを歩き踏切を渡ってお城の入り口まで来ました。(所要時間2~3分)


駅から直接お城へ行くなら、南口すぐを左折しヨドバシカメラの脇を歩いて1〜2分で入り口です。
お城の入り口を入ると梅の花が満開でいい香りがしていました。

石垣に沿って坂道を登っていくと小高い天守閣跡に到着します。

登ってみると、びっくりの大展望でした。

富士山、南アルプス他、錚々たる山にぐるりと囲まれた甲府盆地。そのど真ん中に自分が立ってる。全部見えるって気持ちいい!


今まで来なかったのがもったいなかったと思いました。
「ここ、登るの~」とか言っていた私以外の3人も、この景色には「うわッ すごっ」と感激してくれました。
ちなみにこの甲府城は武田滅亡後豊臣秀吉の命で築城されて、最後は徳川家に引き継がれました。武田家の居城、躑躅ヶ崎館(現武田神社)は、甲府駅からまっすぐ延びる一本道の先にあります。バスで10分、歩くと35分

当時の館跡や堀、碁盤の目の城下などが残っており、見どころもあるので歴史好きなら是非訪れたいところですが、今回はパスで!
パスして向かったのは「いちご狩り」(^_-)-☆
○○狩りが大好きな娘。 私も甲府では、桃狩りとブドウ狩りをしたことがありますが、イチゴのイメージは皆無でした。
今回、調べてみたら甲府でもイチゴ狩りができる事に気が付き、雨が降っても大丈夫ないちご狩りをプランに組み込みました。
やってきたのは甲府駅から南に下った甲府市小曲町にある「いちご館窪田」さん


桃とブドウの畑に囲まれ、この小曲町の周辺だけイチゴのビニールハウスが立ち並んでいます。多くが「予約制」でしたのでググって予約をお勧めします。

扉を開けて入ってみたとたんに甘いイチゴの香りが漂い、可愛いイチゴがたっぷり育っている姿にテンション爆上がり!3月過ぎて心配したけど、真っ赤なイチゴがたくさんでした。

練乳付き、食べ放題30分勝負です。ちなみにこちらはチョコレートも有料ですがつけられたみたいですよ。イチゴのチョコレートフォンデュ!!
終了後に気が付いた夫はショックを受けていました(笑)
窪田さんは一つのレーンに何種類かのイチゴを栽培されていて、今日は、おいⅭベリー、章姫、紅ほっぺ3種類のいちごちゃんがスタンバっていてくれました。係の方はそれぞれの特徴を教えてくださいましたが、もう、全部美味しい!甘い!


私は大きいもの狙い。娘は小ぶり狙い。ものすごく長いレーンを与えてもらったので、結局最後の方まで行かずにおなか一杯で、もう食べられない。
ということで時間前だけど自主終了しました。また来年来たいで~す!
その後は家の周りを案内した後、家で手巻き寿司。
よく考えたら手巻きずし食べるの十年ぶりくらいかも!!子供が育つをやらなくなっちゃいましたね。

お誕生日のお祝いをいただき、駅まで送って無事に帰っていきました。
追伸:今年の春 4/19予定で、甲府駅南口に「甲州夢小路」と兄弟分の「花小路」がオープンします。4/19には、南アルプス市にコストコもオープンします。 少しづつ変化していく山梨も楽しみです