お正月は山梨の低山 中山で癒された

皆様、新年あけましておめでとうございます。先日も新年のご挨拶した私ですが、休み中に2つのブログ(長い期間うまく更新されていなかった山のブログ)を一つにまとめておこうとただいま奮闘中です。

良き一年になりますように

山梨での初めてのお正月は新しい(中古だけど)我が家で迎えました。穏やかな朝で、富士山もきれいに見えました。昨年は山梨への移住を決め、家の整備、ブログの開始、登山会に入会したり、キャンピングカーで日本一周の旅をスタートさせたり、息子が結婚したり、目まぐるしい、慌ただしい変革の年でした。

ようやく新体制が軌道に乗ってきたので、今年は落ち着いて山梨での新生活を楽しもうと思っています。近くの低い山や高い山、日本一周旅で訪れる全国の山にも沢山登ってみたいです。

思えば去年の今頃は、家を売るための大掃除とガラクタの整理に追われていました。あれは大変だった~!! そうそう、忘れないうちに私たちの移住計画を冬の間にまとめてみたいと思います。

午後、あまりにもいいお天気なので、良い景色を見に山へ行ってみることにしました。低いけれど登れば絶景という北杜市にある中山というお山です。

道の駅白州の近くに、旧中山道の台が原宿という宿場町があります。台ケ原は昔の宿場町の雰囲気を残し、山梨の酒といえばの有名な七賢酒造さん、信玄餅の金精軒さんなどもあります。七賢さんのうろこ壁横を右に曲がれば大きな市営駐車場があります(トイレあり)のでそこに車を停めて登山開始。

金精軒さん
七賢さんの鱗壁の横から市営駐車場へ

車を停めたらまずは国道20号と尾白川を横断。

駐車場の柵が左に見えています。駐車場の入り口を出たらちょっと戻るようにして右手に見える小道を進めば20号に出ます
白い石が綺麗な尾白川を渡ります。

ここからでも八ヶ岳が綺麗に見えます。ここから暫く車道を登っていきます。 

鳥獣除けの柵が工事中でした
冬らしい風景です

分岐があるところは周遊コースで行く場合の合流点になります。今日は中山峠を経由して、分かりやすい右側を選択しました。

右に行っても左に行っても中山には行けます。 最初は右がわかりやすいかな。と思います

途中にあるしゃれた別荘地には今日は結構車が止まっていて、思い思いにお正月を過ごされているんだなあ って感じです。 別荘地を抜ければすぐ中山峠。中山峠にも数台道のわきに車が止まっています。ここから歩けば20分くらいで山頂に行けそう。近所の方はここから登るのかな?

中山峠からしばらくは、笑っちゃうくらいの急な斜度です。距離や時間は短いんだけど、長い階段の後はアリジゴクみたいに砂と落ち葉でずりずり滑り落ちそうな坂です。ロープもあるので慎重に登りましょう。

最初は階段がはっきりしていますが、次第に砂地の滑りやすい坂に。さらに落ち葉もあって注意を最大限に慎重に!

アトラクションと化した激坂と格闘して約10分。そこを過ぎれば次は穏やかな素敵ロードでホッとします。この差はいったい何なんだ~!

緊張したあとは歩きやすい、いい感じの道です

程なく立派な展望台が見えてきます。展望台の下は窓のある休憩所になっています。階段を登ればここがまあ、絶景! ほんのちょっとの登山ででこの絶景はさすが山の国、山梨。素晴らしい!

三角形にとがった甲斐駒ヶ岳のかっこいい姿、その隣に立つオベリスクの立つ鳳凰三山が、手に届きそうなくらい近くにそびえています。左に目を移すと富士山が見えます。

甲斐駒ヶ岳
鳳凰三山

左には富士山が手前の山の裾野から見えています。

どこに行っても見えると嬉しい。立派な富士山

さらに東京方面へ続く奥秩父方面には、金峰山、それから茅が岳、雪をまとった八ヶ岳が美しく。今日はその奥に北アルプスの白い峰を望むことができました。

ど~んと広がる景色は気持ちいいですね!

お正月にふさわしい絶景を堪能して今日は来た道を戻りました。山梨の夕方は急激に気温が下がります。わずか1時間ですが、帰りは耳が痛くなりそうな冷え方です。

先程の急坂は下山時、特に注意です。もはや前向きに進むことは諦め、ロープを持ちながら後ろ向きに進みました。このほうが歩きやすい、という新発見です。

少し登っただけでこんな広々としたいい景色が広がる、お得な低山、中山です。

皆様にとっても2025年が良い一年となりますよう、心よりお祈り申し上げます。今年もよろしくお願いします。

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