紀伊・関西の旅の締めくくり。今日から2日間、高校の友人たちと京都で待ち合わせ、大人女子会で遊んできます。
昨年の大河ドラマ「光る君へ」にハマって聖地巡りしようと話が盛り上がり、何やかやで計画は私ということになりました。いつも会っているメンバーで、光る君は見てないけど、京都旅行したい、という4人も加え、合計7人の大所帯です。
聖地巡礼って、興味ない人にはどうでもいい場所もあるので、その塩梅に苦労しました。
最初、この紀伊半島旅を終了させ、一旦家に帰ってから京都に行くつもりでしたが、2つの旅の日程も場所も近いので、少し滞在を延ばして合流することになりました。
友人との待ち合わせは京都駅。
昨夜は安土にもほど近い、滋賀県竜王町にある道の駅「竜王かがみの里」さんで車中泊させていただきました。 農産物の販売なども力を入れている、元気で良い道の駅です。今回の旅で3回お邪魔しました。


車で送ってもらった野洲駅は、京都までは約30分程度。京都を超えて大阪位までは通勤圏なのだそうです。実際に電車に乗ってみると、地域の事情が新たに分かってきます。
友人とは京都駅西口9:10に待ち合わせです。1時間前に着いて、駅の乗り換えを確認したり、観光案内所で情報を仕入れたりして過ごしました。


今朝は、東京、横浜、野洲(私)、そして小倉から京都に集合です。
帰りは、東京、新横、野洲。そのほか、高知、近江八幡へ散らばっていきます。 私の友達、みんな活動的過ぎ!(笑)

京都で無事集合してまずは、滋賀県にある石山寺へ。
滋賀県というと京都から遠いと思われるかもしれませんが、石山寺は京都から15分ほどJR琵琶湖線に揺られると石山駅へ到着。
その後、バスで10分。電車もバスも10分間隔程度で出発する基幹路線で、あっという間にアクセスできます。
こんなに近いのに京都と滋賀が遠いイメージがあるのは、今も昔も2つを分ける東山を主とする小さな山脈があるからでしょうか。

この峠には昔は有名な逢坂の関があり、昔の人は山を越えていかないと琵琶湖へいけません。今は電車ですぐですが、やっぱり山があると市街地は分断されますね。
とにかく、思った以上にあっという間にアプローチで来たことにみんなは感動。そしてそばを流れる瀬田川の優雅さにまた感動。

石山寺の立派な御門の前で何枚も写真を撮ります。 この仁王様ってパネル?みたいな素っ頓狂な感想を友人が漏らし、大うけ! やだ、どう見ても立体じゃない!と皆で大笑い!!
う~ん、これは予定道理の時間ではことが進まないな、と早くも察知!行程修正覚悟しました

石山寺の名前は、このお寺付近の土壌が岩でできており、大きな塔のような石の塊がゴロゴロしていているからのようです。

私は今年4月に来ましたが、秋の石山寺もまた良いものですね。写真では紅葉した木ばかり撮ってますが、京都の紅葉はまだまだ始まったばかりです。
人により興味がある個所が違うので、夫婦だけで来た時よりも様々な角度から楽しめて、集団で来るのもまた楽しいなと思います。
その後、大河に興味のあった者はゆっくりと思い出のシーンを振り返りながら語らい、大河に興味のない人は景色を見なが歩き、それでも要所要所で落ち合いながら進みました。

全部回って戻ってきたとき、「私どこかでメガネをなくしたみたい!!」と友人の一人が告白。
頭の上に載せてあったメガネが無くなってます。どこで落としたの?
そうだ!集合で撮った写真を見ればどこまで頭についてたかわかるじゃない というナイスな閃きをした人の言葉に従い、一枚一枚集合写真を見直します。
おそらく、一番端っこ、引き返し地点の紫式部像のところで落としたらしい、ということで、山登りばかりしている私が走って取りに行くことに。
30分以上かけて歩いた道のりを駆け上りったり下ったり。道に落ちてないかしっかり確認しながら、トレラン状態で走り抜けていきます。

ありましたありました。紫式部の足元に。走った甲斐がありました。
良かったね~
そんなこんなで、落ち着いた大人女子旅のはずが、爆笑すっとこどっこい女子旅になってしまったけど、笑いっぱなしのいい旅が石山寺から始まりました。
すっとこどっこい旅でも、女子旅ですから、食べる所だけはしっかり押さえ予約していきました。今日のお昼は、京都四条烏丸近くの千丸屋さん。友人の行きつけの湯葉のお店です

予定より1時間遅れて京都に到着したけれど、お店の予約時間ピッタリに千丸屋さんに到着です。ぎりぎりセーフ!何気ない顔してお邪魔しました。 素敵なお店!

楽しみにしていた湯葉鍋をいただきます。鍋の前に、湯葉2種を選択。なんかよくわからなかったので、シェアしました。生湯葉と、湯葉の御出しで炊いたもの。同じ湯葉とは思えない、フワトロの生湯葉としっかし下噛み応えの御出しで炊いた物。どちらも絶品


湯葉鍋は蓋をオープンすると、お鍋一面に湯葉がプク~と膨らんで、風船みたい。それを割ってみると、肉団子、キノコ、など、具がぎっしり詰まっていて、湯葉の味ご飯と一緒に頂くとおなかも一杯になりました。
これからひと歩きしてきます!

