紀伊・関西旅10日目 小船キャンプ場でまったり

熊野本宮へ行く道すがら、熊野川の向こうにキャンプ場らしきものを発見。いつか行ってみよう。と話していたのですが、意外にもすぐにチャンスが回ってきました

小辺路ウオーキングを終えた日、早く帰ってこれそうだから、見つけた例のキャンプ場へ行ってみようと話がまとまりました。

そこは小船キャンプ場といいました。なんと無料のキャンプ場(現在協力金のお願いあり)です。意外と穴場、とてもきれいという口コミで行ってみました。

場所は、道の駅「瀞峡街道 熊野川」の近く。北山川が熊野川に合流するところにあります。

川沿いに広がるキャンプ場は細長い敷地で、全面芝生、トイレ・炊事場は1か所ずつあります。
トイレは和式ですがとてもきれいに整っています。ゴミは全て持ち帰り。

行ってみて芝生がとてもきれいなことに驚きました。この日も芝生の芝刈りをやっていました。ほとんど芝は刈られてたけど、残りは肩からかけるタイプの芝刈り機で芝を刈ってます。軽トラに、ショベルカーのような機械で刈り取った芝をつまんでは乗せなかなか大変そうです。

トイレに行ってびっくり。この芝刈りは、近所の住民の方(6軒.10人、平均年齢78歳)が行っているのだそうです。
機械がとても古くて、皆、年も取ってきたので新しい機会に買い替えたいが、その資金が溜まるまで協力金一人一回500円をお願いできないか。という張り紙がしてありました。

そんな風に維持してくださっているとは、なんだか とってもありがたい事で、大切に使わせていただかなくちゃと思いました。

ここは梅林も有名なそうで、3月頃には花が見ごろを迎えるのでしょうね。

この日は テントが6張り程度とガラガラでした。おかげさまでゆったり使えます。

思いがけず、素敵なキャンプ場でバーベキューをしてのんびりできました。

夕方、小さな自転車に大きな荷物を背負った金髪のお姉さんがやってきました。手早くテントを張って休んでいましたが、少し話してみると、ベルギーに住んでて、自前の自転車を持ってきたのだとか。

そしてこれから、祖谷谷を越え高知に向かって別府、長崎まで行くのだそうです。いやはや、すごいもんです!

10月は晴れの日が多いと思っていたが、雨ばかりで大変なの〜って言ってました。

ほんと、熊野に来てから曇りと雨しかありません。一気に寒くなるし、秋晴れって言葉はもう死語になっちゃうのかなぁ〜

キャンプ場へ行く前に、コインランドリーにも行ってきました。新宮町にあるおひさまスポット「ランドRe~」(新宮市別当屋敷町4-3)というところです。

新宮大社と神倉神社を結ぶ道沿いにあり、機械もお店も新しくて良いところでした。洗濯乾燥機は3台ありました

選択をしている間に私は久しぶりに神倉神社へ歩いて行ってみました。神倉神社は熊野の神が初めて地上に降りた場所とされているとても神聖なところなのです。

行ってみると急こう配の石の階段、神社に覆いかぶさるように存在する大きな大きなゴトビキ岩、見下ろす熊野の町と海。 いろんな意味で見どころの多い神社です。

こんなに急な階段だっけ!!と改めて思い知る登も下るも必死な階段を登り、見上げたゴトビキ岩は、なんてカッコいいんだ!!圧倒されます。(去年の記録はこちらから。よろしかったら覗いてみてね!)

遠くに見える熊野の海は美しく、速玉大社にお参りにいらしたら、こちら、神倉神社も是非どうぞ。ちなみに歩いて15分~20分くらいです

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