紀伊・関西の旅6日目 小辺路を歩く1

熊野古道に興味を持ち出したのは、3年半前、うちにキャンピングカーが来てからです。

今回歩くのは、小辺路(こへち)といって、高野山から熊野まで延々と続く70キロを歩く道です。

真言宗の総本山という仏教の聖地から、熊野という神道の聖地まで、神仏にすがる、いかにも日本らしいありがたい道なのです。

が、距離がとっても長いので、スタートと終点がめちゃくちゃ離れてて、スタートとゴールが大問題。

今回は、熊野から高野山までバスで行ける龍神観光の聖地巡礼バス というのを見つけて利用しました。

車は本宮大社前の本宮観光協会に停めさせていただきます。

観光協会で長期駐車場の手続きを取れば、熊野古道を歩く間停めることができるようです。

聖地巡礼バスは、途中2回乗り換え、3時間かけて高野山までたどり着きました。

乗り継ぎはスムーズです

こんなに山深い場所は生まれて初めてというくらい、見渡す限りの山の連なりの中をバスは走っていきました。

高野山で一泊すれば、楽しいと思うけれど、去年たっぷり高野山を楽しんだので、そのまま歩き出すことに。

昨日の伊勢路と違って、石畳は今日のところ一つも出てきませんでした。が、石畳は昨日たっぷり楽しんで、ちょっぴり大変だったしので、少しホッとしたくらいです。

高野山からの小辺路、初日はとっても良かったです。道もとても良くて歩きやすくて気に入りました!(詳しい詳報は、こちらのブログをご覧ください)

今日は大俣 という地区にある宿に泊まります。というかそこまで行かないと宿がないんです。

歩いていると8時頃になるので、野迫川村(のせがわ)の村営バスを利用しました。

このバスの乗り場がわからなかったので、村役場に聞いたところ、「バスの運転手に連絡してあげよう」とか色々ご親切に対応してくださいました。

村役場の皆様お世話になりました

夫は夫で外を歩いていたら、ご年配の警官の方が飛び出してきて、「こんな時間にこんなところで何してるの」と職質。

実は「ここには宿屋もないし、こんな時間に歩いてたら迷ったのかと思った」と、サンダル履きで飛び出してきてくださったそう。

皆さんとっても親切です。

野迫川村の村営バス。平日のみ17:00発 スクールバスを兼ねてるみたいです

そんなこんなで無事、村営バスに乗り込んだら、学校帰りのかわいい子どもたちがたくさん乗ってきて、ちっちゃな子が歌を歌いだしたり、おしゃべりが可愛くて思いがけずほんわか気分になりました。

みんな、とっても遠くまで乗っていくのね。小一時間乗ったところでようやく全員降りて、私達もすぐに目的地に到着。

優しいオーナーのお二人でした!

大股地区に着いた時にはすでに真っ暗。

お鍋美味しかった!

今日のお宿、かわらび荘で、美味しいお鍋をたっぷりいただいて、フカフカの温かいおふとんで就寝。

おふとんフカフカ

さて、明日もがんばろー

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