紀伊・関西の旅5日目 念願の伊勢路を歩いた~

夜の間も降ったりやんだりしながら、やきもきさせた天気も朝になると、曇りがちながら、青空までのぞいてきました。\(^_^)/ヤッター

伊勢路は伊勢神宮から熊野の速玉大社を結ぶ道で、総全長が170㌔もあります。山や海、港町を抜けて歩く、他にはない魅力がたっぷり。

以前歩いた「松本峠」のブログ、よろしければコチラから観にいらしてください

今日はここを歩きます

伊勢路は長くて生活道路に組み込まれている部分が長いので、ハイライトをちょこちょこつなぐ方も多いと思います。私もそうしてみました

あと一つ、アクセスが難しのも工夫していただけると助かる部分です。

と思っていたら、こんな取り組みを見つけました。
今日歩くのは、人気第一といってもいい紀伊長島・尾鷲の間にある 熊野古道馬越峠。これぞ熊野古道!という美しい石畳とヒノキ林、雰囲気のよい道が続く道です

馬越峠を歩く場合に、スタート地点として、適当なのが「道の駅海山」ここに戻ってくるのに、電車・バスがあります。ただ、本数が少なく、駅からは少し遠いので、それを埋めるため、伊勢路バス、伊勢路タクシーというのが季節限定、土日祝限定で作られました。

今日はそれに乗って帰って来ようと思います

朝7時に道の駅を出発

少しだけ車道歩き

5分ほどで伊勢路の入り口が出てきます。

入り口からはすでに美しい石畳が続いていました

伊勢路が整備されたは中辺路より少し遅くて江戸に入ってからと言われています。紀州藩の決まりにより道幅は2.7mに整えられ、雨の多いこの地域、道が崩れてしまわぬようにきっちりと石畳を敷き詰めて作られたということです。

地元の方々の整備も加わり、馬越峠は大変良い道でした

本当にこれぞ熊野古道。

所々、夜泣き地蔵などの見どころもありながら歩けますし、ヒノキ林の美しさにも目を奪われました

あと、水。雨の後だからでしょうか、山から流れる水が幾筋も川となって流れていくさまも、雨の多いこの地方独特の雰囲気を感じました

峠前の一息入れる場所、現在の林道との交差点が開けて、山が見えました。涼しい風が通って気持ちよかった

あとひと踏ん張りで峠です。

峠には昔茶屋があって大変賑わっていたそうで、今もその残りとして広場があり、尾鷲の町が見下ろせるベンチなどが整備されています

峠を過ぎると、江戸の前は広葉樹林に囲まれていた、という説明通り、林の雰囲気がガラッと変わり、明るく爽やかな広葉樹の道に変わります。

昨日の雨で石畳は滑りやすく、慎重に下っていきました。

ほどなく、馬越公園です。手前にある見晴らし台から尾鷲港、尾鷲の町がよく見えます。

馬越公園にはトイレもあり、少し休憩

その後は尾鷲の町の中へ入っていきます。

スサノオノミコトをまつる尾鷲神社に寄ってみました。

丁度、大漁旗まつり準備中ということで、立派な大漁旗をつるす準備をされていました。これから川の方も大漁旗がはためくそうです。

さて、駅に戻って少し経つと「伊勢路アクセスバス」がやってきました。

通常のバスの間を埋めるように運行してくれて大変助かります。

尾鷲まちなかにあった 観光協会で見せてもらったバス(多分路線バス)の時刻表
アクセスバスの時刻表
タイトルとURLをコピーしました