先日、浅間山外輪山のひとつ、今年の干支、蛇の名がつく蛇骨岳へ行ってきました。
約1週間後に迫った熊野古道・小辺路の旅。机上での計画とは別に準備しておかなくてはならないのが体力作りです。険しい峠越えがいくつかあるので、全体を通して山登りと言えなくもありません。
このところあまり山に行っていないので、今週は2回、山に行ってきました。
1回目は、いつものトレーニング茅が岳。急な坂道やざれた道、岩場などが程よくあって、最近よくトレーニングしています。
蛇骨岳は浅間山の外輪山のひとつです。浅間山は現在「噴火レベル2」ということで、浅間山本体のみならず、半径2キロ以内は立ち入り禁止になっています。

しかし、浅間山を間近に見る外輪山登山がとっても素晴らしい、今年の干支、蛇の付く名前の山もあるという情報を得て、行って参りました。
台風22号が迫る中、何度も何度も天気予報を確認し、この日なら大丈夫と決定したけれど、高速を走っている時はどんよりとした雲が広がってやきもきしました。
駐車場となる高峰ビジターセンターまで、車道は広く良い道です。思っていた以上に紅葉も進み、期待が膨らみます。


外輪山のふちに出るまで、ゆっくりと登っていきます。2コースに分かれていますが、どちらも急登は無く、ずいぶん雰囲気も違っていたので、行きは表コース(小さなアップダウンがいくつかあります)、帰りはのんびりと中コースがお勧めです。


すでに紅葉が始まっていて、特にカラマツの黄色、ナナカマドの赤が綺麗でした。

外輪山の上に出たら、まあ、浅間山がびっくりするくらいの大迫力です。

少し先に、トーミの頭と呼ばれるごつごつとした岩が飛び出た場所が見えています。


トーミの頭まで転ばないように要注意。どっちかというと行きより下りに気を付けてください
黒斑山まで登ってしまえばその後の外輪山巡りはほどんどアップダウンがなくどこまでも行けそうな感じ。

この日は、富士山、奥秩父縦走路の山々、南アルプス、中央アルプス、北アルプス、草津白根山、新潟方面の山々まで、ぐるっと360度、素晴らしい景色でした。


下を覗いてみるとはるか下に、草原が広がり、7月に行ったスイスのような景色が広がって素敵でした。

この外輪山を激下りして草原を歩き、また激登りしてくる周回コースもあるので迷いましたが、実際見たら、相当ぶっ飛んだコースだとわかりました。半周で計画してよかった!!
この日のお弁当は蛇骨岳で。ちなみに黒斑山は山頂が広くなかったので休憩には不向きです。


この日は友人のバースデーでした。リュックに詰めていったチーズケーキと果物で即席のバースデーケーキを作り、お祝い。
HappyBirthday♬の合唱に「恥ずかしい~」といいながら、喜んでくれました!

山で飲むコーヒーはおいしいなぁ~
山足作り、というよりハイキングに近かったけど、久しぶりに少人数で楽しい山旅となりました。