秋の気配を感じた 昭和記念公園

同窓会のお知らせを頂き、実家の母の様子を見がてら、先日東京へ行ってきました。

こもれびの里の土手に咲いていた彼岸花

お陰様で母は元気にしていますが、少し耳が遠くなりました。
時々、気にしていることを何回も聞いてくるのが気になりました。年齢相応なのか、ぼけてきたのか、よく注意していかなくっちゃと思います。

母の日課。 
朝7時に起き、午前中は絵を描きます。途中10時にお気に入りのコーヒータイム。お昼をすませると午後から散歩を兼ねて15分先のスーパーへお買い物。

夕食をすませて夜は読書。駅前の図書館へ週1回行って本を借りて来るそうです。
そして時々NHKのニュース番組をみて、ああだこうだと言っています。今回は熊の出没と政権交代について何やらご興味があるらしかったです。

習い事は月2回の絵画教室と週1回の体操教室だそうです。

母の自慢話は「絵を習い始めて10年。ようやく上手に絵が描けるようになりましたね。と先生に褒めてもらえた」ということ。この話は行く度に聞かされます。その度に「へ~そうなの」「よかったね 凄いね」などと返事をしておきます。よっぽどうれしかったのね。

御年90歳。一番の自慢は、今こうやって元気に生活していることでしょう!! ご本人は全然そう思ってないみたいですけど、本当にありがたいことです。

そんな母を連れだし、近くの「国営昭和記念公園」へ秋の花を観に行きました。
ここはめちゃくちゃ広い公園で、いくつも入り口があるのですが、今回はちょっとマイナーな、一番北にある砂川口から。
この辺りに里山風景とコスモスを楽しめるところがあるらしいのです。
(小さな動画を作りました。よろしければこちらからご覧ください)

立川と西立川が最寄り駅です。陸上自衛隊の基地より大きい。一番北側に砂川口があります。
全体のMAPはこちらから。

昔は山に行ったり、自然が大好きだった母も、自分ではなかなかこういうところまで行かなくなりました。行くのが面倒くさいらしいです。

砂川口の駐車場から入り口を入り、こもれびの池へ。 小さな池のほとりに、白い彼岸花が少しですが咲いていて綺麗でした。

彼岸花もそろそろ終盤。何とか見れて良かったです!

その後、歩いていくと、「花の丘」に黄色とオレンジ色のキバナコスモスが咲き誇り見ごたえがありました。今、コスモスまつりが開催中でした。

コスモスは見ごろで、コキアがそろそろ赤くなりかけているようです。 開催場所はこちらをチェック!

コスモスが咲く「花の丘」の近くに、「こもれびの里」があります。昔の風景を再現させた場所です。

水車が回り、田んぼは稲刈りが終わり、そばの花が咲き、武蔵野の原風景を思いながら、のんびりと歩けます。
こういう場所に来ると、なんだかホッとしますね。

こもれびの里を出て、少し先まで歩いたら、一面に銀杏が落ちている場所がありました。臭かったけど、頑張って手のひら一杯くらい拾ってきました。母もなんだか一生懸命に拾っていて、楽しそうでした。

銀杏を拾う90歳母。

家で種を取りだしたら、簡単にするっと剥けて、後から炒ってみようかな!

雑木林を抜けると広い芝生広場。その先にもコキアが赤くなっていたり、色とりどりのコスモスと秋の花が咲いていたり、行ってみたい場所はありますが、母が疲れたみたいなので帰ることにしました。

ようやく暑くも寒くもない丁度いい気候になって、一緒に秋の日を楽しめてよかったです。

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