家を出てから1か月。ようやく宗谷岬に到着しました~!パチパチ!!
長かったな~。それでもまだまだ見たかったところは山のようにあるのだから、日本という国はバラエティーに富んで素晴らしい国だなって思う。
オロロンラインを北上すると、段々集落の間隔が広がり、森が減り、木がなくなっていきます。

気が付くと笹の草原と青い海の向こうに利尻富士の雄大な姿がはっきりと、麓の町の形まで見えてきた。

このあたり、以前に比べ新しい家が増えたような気がするし、青い空と青い海、緑の原野が美しい。
途中にある巨大な風力発電の風車ががまっすぐ立ち並ぶ「オトンルイ風力発電所」はまさに想像を絶する異空間だし

「サロベツ原生花園」の始まりも終わりもわからないほど続くハマナスの園と途中の「コウホネの家」で見たオホーツク(と日本海の境?)の海は荒々しかったけど。(短い動画あり)

以前観た襟裳岬や龍飛岬の方が最果て感が凄かったなぁ。
あぁ、きっと今日がとってもいいお天気で、真夏の太陽が降り注いでいるからかも。
やっぱり、青い海と空と緑の草原はきれいだもんね

北海道の最北には二つのみさきがあります。一つはノシャップ岬。もう一つが宗谷岬

ノシャップ岬も宗谷岬も細くて岩だらけの下から波がザッパ~ンと打ち付けるようなそんな岬じゃございませんで、かなり広い敷地に広い駐車場が完備しています。
ノシャップ岬にはイルカのモニュメント、

宗谷岬には大きな天を突く三角のとんがりモニュメントが立っていて、写メ待ち行列に思い思いのポーズを取る人であふれていました。

ここに来るのが2度目の私ですが、今回は何故か立ってるちょんまげのお侍さんの像に目が行きました。

このお方は間宮林蔵殿。
お~ こんな格好で、おそらく徒歩で。 ここまで来たのかい!
車で来ても遠いのに。
いや、もしかして、馬かもしれないけど、それにしても相当大変。
しかも、間宮海峡の発見と樺太が島だと初めて証明したって書いてあるのです。
ってことは、あんな遠いとこまでちっちゃな船でいったのでしょうか??この大海原を?
フェリーが怖いとか言ってる小心者の私とは大違い。

近くで樺太について語る方(タクシーの運転手さん?)の方がいらした。少しだけ終戦前のことを小耳にはさみ、遠くに見える島影を見ながら、いろんな時代の出来事を思って少々ぐっときたのでした。
今日は明るい最果ての地。雨の日や風の日、早春、晩秋どんなふうになるんだろうなぁ
四季のある日本は、春には春の、夏には夏の、秋にも冬にもそれぞれ全く違った景色と感動があるから、また来てみたいな。
私は北海道には夏以外来たことがないので、いつか春や秋にも来てみたい。
冬は車の運転が大変なので、車ではちょっと難しいかなぁ
宗谷岬からは宗谷丘陵を抜けて走る「白い道」を通ってみました。
宗谷丘陵は海岸線の道を走っていただけではわからない、うねった丘陵地帯が連なり、気持ちのいいドライブにはもってこいの場所です。私はこの場所大好き!!

この辺りは牧場がたくあんあり、牛たちものんびり草を食べてます。

その一部にホタテの貝殻を細かく砕いて作られた「白い道」があります。(短い動画あり)

宗谷岬の反対側から出発して看板に沿って進みます(以前は看板なくて迷いました!)

宗谷岬側から行くと、ちょうど進行方向に青い海が見えてとてもきれいです。

ただ、白い道は有名になって交通量が増えたのか、水の流れた後なのか、3年前より明らかに道の状態が悪くなり、結構な悪路になっていました。キャンピングカーで行くには厳しくなりつつありますので気を付けていらしてください!
稚内の童夢さん(噂通り大変良いお風呂でした)でお風呂を済ませ、今日の宿泊は稚内の「稚内森林公園キャンプ場」。こちらは無料のキャンプ場で、稚内の裏手にあたる高台です。


キャンピングカーやバイクなどの含め、たくさんの人がテントを張っていました。人気のキャンプ地ですね。


長期滞在型のキャンパーさんも多く、皆さん楽しそうに談笑しています。
有名ブロガーで私たちも良く拝見している「おでかけ部@なかじ」さんも長期滞在中というので、お会いするのを楽しみにやってきました。

思い切って可愛い色合いの手作りキャンピングカーをトントンとノックしました。

「は~い」と声がして、なかじさんが出てきてくれました。
勝手に思っていた通り、とっても優しくて良い方でした! お会いできてよかったです。

今日は雨。これから北海道は数日天気が良くありません。これから私たちは南へ下がっていきます。
とりあえず猿払村を目標に。3年前、ホタテが有名と知らずに素通りした痛恨の村。行ってきま~す!!