青森ねぶたを2日間堪能した後、私たちが向かったのは 弘前のねぶたと五所川原のねぶたです
弘前と五所川原は去年夏の初め以来2回目の来訪です。そのとき訪れた五所川原の「立佞武多(たちねぶた)の館」で、立佞武多の高さに驚愕し、これが実際町を練り歩く姿を見たい!というのが今回の東北・北海道旅のきっかけにもなっています。

<弘前ねぷた>
・ねぶたのコースと駐車場
弘前の駐車場所は、弘前駅前の城東駐車場にしました。弘前ねぷた( ‛ぶ ’ではなく ‛‛ぷ ’ )は駅の方とお城の方の2コースあり、日によって変わるようです。(弘前ねぷたHP)

私の見る日は駅の近くのコースでした。城東口駐車場は駅の横なんですが、ねぶたとは反対側で、規制外なので、ねぶたの最中も出入り自由。
市役所に問い合わせて、早めに停めた方がいいというアドバイスをいただいたので、昼頃には車を停めに行きました。
・夕方までの時間つぶし
ねぶたが始まるまでまだ6時間はたっぷりあります。去年少し観光したし、最近疲れてるから今日はのんびりしたいなぁ。 と思っていたら割と近くに映画館発見。駅から歩いて20分のイオンシネマで話題の映画「国宝」を見ました。3時間があっという間の感動。 そのままお隣の「さくらのデパート」4階にあった「城東温泉・岩木展望の湯」でゆっくりお風呂に入って心と体のリフレッシュ。
帰りは駅までのバスを見つけたので10分かからず帰れました。行きもあるらしいので、歩かなくてもよかったのかな?
そんなこんなで弘前ねぷたの時間が迫ってきました!
直前の人出ですが、ん?思ったより少ない。たぶん予約席は取らなくても十分楽しめるのでは?

ものすごい大きな太鼓の音がド~ンドンと体に響いてきました。さあ、いよいよ弘前ねぷたの始まりです。この、もしかしたら青森より大きい?とも思えた大太鼓は、情っ張大太鼓というのだそうです。


弘前ねぷたは扇の形が特徴です。 愛好会や子供会など、地域に根差したグループが多く、そのため小さな子供たちの姿もたくさん見られるなど、全体的に温かい感じがしました。
掛け声は「やーやーど」 大人の大きな声に交じって、ちっちゃな子が精いっぱいの声で「やーやーど」と言っているのが何度もかわいらしく、たくましく。ねぶたを通じて郷土愛が育まれるんだなぁ。きっと! (短い動画あり)

観終ったあと、HPを見ていたら最終日は岩木川の土手を練り歩き、最後はなんと、燃やしてしまうのだとか。ねぶたが燃える姿は特別な感情が湧きそうな そんな予感。

次に来る時はこれ、最終日を見てみたいなぁ。
・ねぶたの後の宿泊所
弘前ねぷたを楽しんだ後は「道の駅いかりがせき 津軽関の庄」さんに停めさせていただきました。
こちらは弘前より少し南に位置しています。 とってもきれいな施設で感動しました。野菜やリンゴ・特産品などもたくさんでした。 素晴らしいお風呂もあります。


次の日は五所川原ねぶたへ。去年、立佞武多(たちねぶた)の館で感動したことで、東北ねぶたの旅が始まった思い出の場所です。
今日は一度行ってみたかった、田舎館の「田んぼアート」を観に行き、弘前城を観に行ってから五所川原へ行くことにしました。


<五所川原ねぶた>
はっきり言って立佞武多凄いです。想像の上を行くでかさです。20m以上というからビル何階分だろう。周りのビルより明らかに高い巨大ねぶたが運く様は圧巻!

太鼓の音や横笛、「やってまれ やってまれ」というかけ声も威勢よく、元気いっぱい!


来た来た 大きい高い どでかい!
ピーヒャラ ドドドン ヤッテマエ ヤッテマエ
かつて喧嘩ねぶたと言われた名残のある 何ともい威勢のいい祭りだ!! (短い動画あり)

ヤッテマエ ヤッテマエ でも、倒さないでね!!

上の御方に凄みをを利かされて 圧倒されます
青森ほど広くもなく、台数も多くはないけど、屋台も今までで一番多くてワクワク感がいっぱい。
元気いっぱいで 何しろ圧倒されました。 よかった!
・駐車場
五所川原ねぶたの駐車場は臨時駐車場を含めHPで案内されています。
ただ、今回ねぶたの館が改装中の為、台数も多いし、規制外だったねぶたの館の駐車場は実際には使えませんでした

今回もかなり早く3時には着いたのでどの駐車場も空いていていました。4時過ぎだと、コースすぐのところは厳しくなってました。やはり先手必勝かな?

・運行コースと観る場所
運行コースは一つ、立佞武多の館辺りを起点にぐるっと回ってくるコースです。①の辺りには大きな有料観客席がもうけられ、説明のマイクが入って一番賑やかなところです。ねぶたもくるくる回ったりしていい場所だと思います。
ただ、会場自体がこじんまりしているのと、人出も程よい感じなので、私も自由に動き回ることができました。あっち行ったりこっち行ったりしながら派手なところを見たり、静かなところでねぶたそのものの太鼓や笛、「やってまえ~」という掛け声の音を楽しんだりしました。
派手で元気で、自由で楽しい五所川原のねぶたに酔った夜でした。あ~楽しかった!!!!!
青森と弘前と五所川原、郷土のねぶたは三者三様、特徴があって興味深く楽しく元気に拝見しました。
さて、今夜はいよいよ 北海道へ渡ります。急いで移動しましようと思います!!