青森満喫 その4 青森ねぶたの夜は熱いぜ!!

いよいよ青森ねぶたを見る日がやってきました。ワクワクします.
ねぶたの話の前に 今回見つけた私なりの攻略をお話しします。

<青森ねぶた攻略>
その1 宿泊場所と移動手段
前日止まらせていただいたのは 「道の駅なみおか アップルヒルズ」 さんです。
弘前と青森のほぼ中間点で、林檎づくりが盛んな土地にあります。

宿泊先を「道の駅なみおか」 さんに決めた理由ですが、
青森市内、会場の歩いて行ける範囲の駐車場は満車状態だと聞いたので、電車に乗って行ける所にしようと決めた。

その際、道の駅と電車の駅が隣り合わせの「浅虫温泉」が思い当たります。が、トイレのある側の駐車場は小さくて、去年7月初旬に行った時かなり混んでいたのと、暑かったという記憶があり、ねぶたの時期は駐車場確保が無理かなと思って止めました

その点、JR浪岡駅の近くでありつつそこまで混まない「道の駅なみおか」さん。
・JR奥羽線の為、電車の本数が多く、青森まで25分程度で電車で案外近い。
・浪岡駅の駐車場は無料で1~2日停めても問題ないことを管理者に電話して確認。
・裏駐車場は表駐車場が満車になっても割と空いていることも確認。
・気温が他より2℃程度低そうだった
以上が決め手でした。 結果は大正解!

見ただけで元気いっぱい!が伝わってくる「なみおかアップルヒルズ」さん

「道の駅なみおかアップルヒルズ」さんは実際行ってみると、と~っても良い所でした。
林檎のお菓子がいっぱいで、財布を締めないといくつも買っちゃいそうです。
また、農産物販売やお土産販売の建物以外にも こみせ横丁と称する通りに、野菜、魚、今川焼(ここでは浅草焼っていうみたい)など魅力的なお店が並んでいました。

弘前駅、弘前城前にも同じお店が入ってました!

良い香りに誘われて、焼き立て南部せんべいやさん「小山せんべい」さんに入ってみました。始めて見る南部せんべいの工程にびっくり。 少しもっちりした感じの生地を丸い焼き型で挟み込むようにして焼いています。凄く美味しくてまた食べたいな 

もう一つ買ったもので美味しかったのは「笹餅」。
五所川原で有名な98歳のおばあちゃん桑田さんの笹餅はもう手に入らないけれど、「あ~、こんなかんじなのかなぁ」と思うような、優しい美味しさでした。
普通の餅でも、だたのあんこでもなく、もっちりつるんとしたあんこ餅。 食べてみないと伝えられない初めての感触。 これもまた食べたい!!  

3つ入り。一つはすぐ食べちゃった。残りの2つはねぶたのおやつに。

朝、アップルヒルズさんを出て向かったのは、近くにある「花岡プラザ」さんの温泉施設です。
ここがまた、まったり時間を過ごすのに最適なところでした。

お湯は甲府盆地の南側によくある黄金色をした少しつるっとしたお湯で湯量も多く、私にうれしいぬる湯と熱湯の両方ありました。サウナや水風呂は無かったのですが、とてもいいお湯で満足です。

HPより

休憩場所ですが、これが良かった! 入り口すぐのところに和室や椅子の休憩場所がありますが、有料で個室の利用ができたのです。1時間150円。数時間過ごすには最適な場所でした

昼寝をしたり、パソコンしたり、ご飯食べたり。ほんと助かりました。

ここにパソコンや昼ご飯を持ち込み、休憩所にあるレンジをチンして昼ご飯を温め、まったりと夕方の出発時間まで過ごすことができました。

3時ごろ花岡プラザを出発し、浪岡駅の裏駐車場に到着。 表駐車場は満車に近いこみ方でしたが、こちら、裏駐車場はガラガラというか、数台しか止まってません。 

ガラガラ。

電車がやってきました。

なんか思いのほか混んでるなぁ。ほぼ皆さんねぶたへ。そして椅子らしきものを担いでいる人が多い。
なるほど〜 予約席のない人は、椅子か敷物は必須な便利グッズですね!

<青森ねぶた攻略>
その2 陣取る場所

青森は、駅も通りも人出は多いけど、そこまで混雑してませんでした。
青森ねぶたは予約が取れなかったので心配だったけど、これなら予約無しでも大丈夫そうだな。
ホッ!

では、どこに陣取るか、これが大切。1日目はちっともわからなかったけど、きっとあそこなら楽しいかもと思ったところがあります。

まず、青森ねぶたは会場が広い!東西で2キロ以上、人混みの中を歩くと3〜40分はかかります。
大きな長い通りは国道7号(地図で言うと下)と、駅からまっすぐ伸びる新町通り(地図では上)です。

国道7号は広く、ねぶたはゆったりと進み、その反面交差点では大きく回転したり左右に走り寄ったりダイナミックな動きも楽しめます。

逆に新町通りはほぼねぶたの幅と同じ広さで、そこまで派手な動きは出来ませんが、見物のギリギリを通るねぶたの迫力と跳ね子やお囃子の人との交流など一体感がたまらないです。

新町通り

性格は違えど、どちらも迫力のあるねぶたを楽しめるので、半分ずつ移動して観るのもお勧めかなとも思います。

国道七号より

有料観覧席は取れなくても充分楽しめます。ねぶた自体の背が高いし、人混みもそこまでではないので、人混みで見えないってことはなさそうです。

我々は国道7号と柳町通りが交差する所で2日間見ました。ここは②の柳町通りから出陣した山車が左折して国道7号に入っていくところと、①から出た山車が半周してやってくる場所になります。

出発したばかりの山車は跳ね子も元気がよく、勢いがあります。

大き過ぎる特大大太鼓の腹の底に染み入る大きな音、横に並んだ大太鼓連打のリズム、ラッセラーラッセラーの掛け声、横笛の音、これはもう、否が応でも盛り上がるなぁ!!

大きな交差点だったので山車はよく回転して、歩道付近に寄ってきたり、大きな動きをしました。(短い動画あり)

この山車、車はわずか2つほど。あとはみな人力です。しゃがんで下に、持ち上げて上に。大回りはする時は振り回されないようにコントロールするなど、山車を引く人はそれはもう大変そう。

見物人は、それを知ってか知らずか、うちわを大きく振って「お~い来い来い」とか、「回れ回れ」とか叫んで山車を呼び込んでる。

その声に反応して山車が来る。「最高!ありがとう」と返事。終盤になると観客の中にも「ラッセラーラセラ」と大きな声で叫んでる人も。

私も小さな声で「ラッセラーラッセラー」と叫んだけど、私は声が小さいから誰にも聞こえないなっ!

帰り道、新町通を通って、ぎりぎりまで迫ってくる山車の迫力と観客との一体感に圧倒されました。今度来るときは新町通に陣取ろうかな!!と次の計画を立てたのでしたぁ(短い動画あり)

とにかく青森ねぶた最高! ほんとに迫力があり、楽しく、元気の素をたくさんもらった2日間でした!

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