こんにちは、どんぐりんの夫です。
【山梨移住 終の棲家手を加えました②!】から続きます。
オール電化の我家の改造・改良のメインイベントとなった、ソーラーパネル&蓄電池の設置。
予想以上の金銭的な節約効果があり驚いています。今回は、その事について説明をしたいと思います。
今日の目次
1 ソーラーパネル・蓄電池設置後の、東京電力への支払い金額・売電額
2 季節による金額の変動 我家は冬以外に問題なし
3 問題は冬だった!(次回)
1 .ソーラーパネル・蓄電池設置後の、東京電力への支払い金額・売電額
我家のソーラーパネルは5.16kWh、蓄電池容量は10kWhです。私と妻 どんぐりんとの二人暮らしでごく標準的な使い方をしています。2024年7月末日に設置完了し、売電の申請が通り売電を開始できたのが2025年5月です(結構時間がかかりました)
直近の2025/4月と5月、東京電力エナジーパートナーにお支払いした電気料金は以下の通りです。基本料金も含んだオール電化住宅の全電気代が3,124円。 安いと思いませんか? 僕は驚愕的に安いと思っています。


東電からの請求書を見ると、東電から購入する電気(買電)量は、4月と5月は共に4kWhということがわかります。
そのうえ5月からは、待望の東京電力パワーグリッドへの売電が始まるので(16円/1kWh)、あわよくば利益が出るのでは!と期待しました。
ちなみに4月・5月のソーラーパネルの発電量と消費電力量の詳細は以下の通りです。(ソフト〆日と実際の請求〆日の違い・メーター誤差等の影響で請求書との差異はでてしまうようです)
4月:発電量:727kWh 消費量:225kWh 、 5月:発電量:656kWh 消費量:215kWh


5月末、期待を込めて東京電力からの請求を確認しました。
東京電力パワーグリッドに余剰電気を8,016円で購入いただきました! パチパチ
売電成功です。

支払い 3,131円に対し、売電金額 8,016円。 差額4,855円。
つまり支払は実質0円。儲けが4,855円となります !!
5月は1週間ほど、奥只見・富山に出かけましたが、あとは、普通に暮らしてオール電化の我家の電気代は何と実質、無料!。
しかも売電金額の8,016円を使えば、電気代に加え、上下水道代も支払えて、尚且つお釣りが発生してしまうという驚きの結果。。。 いやぁ、凄いぞっっ、ソーラー!!
ソーラーパネル&蓄電池 設置前の請求金額と比べてみましょう。2024年6月23~7月22日の請求は16,055円となっています。


スマホで2024年7月1~31の電力を見てみましょう。
我家のソーラーパネルと蓄電池の敷設日は去年の7/30です。本来7月初頭に予定していたのですが、2回雨で工事が延期となりました。棒グラフの中に1本ある緑の線はソーラー発電量を示しています。
去年は6/25まで北海道旅行を行い、7月はほぼ家で過ごしました。(今年の5月と比較するため昨年5月のデータがあれば最善なのですが、履歴確認することが難しく・・・ご勘弁ください)
去年の7月は電気も470kWh東京電力から購入し、それなりに高い電気代を支払ったことが判ります。
もし、ソーラー・蓄電池を導入していなかったら、15,000~20,000円程度を我家は毎月支払っていたはずです。(最近電気代が驚異的に上昇したのでたぶんもっと払うことになったかも!)
ちなみに、東京 世田谷に住んでいた時は、夏・冬は電気代・ガス代合わせると30,000円超/月は、支払っていたと思います。
高断熱・高気密住宅にソーラー&蓄電池 等の設備をつけることのメリットは非常に大きいことがわかりました。
2. 季節による電気代変動 我家は春・夏・秋に問題なし
移住先の甲府周辺の気候ですが、盆地特有の内陸性気候で、昼夜の気温差が大きく、年間降雨量が少ないのが特徴です。なんと晴天率は日本一!
下のグラフで年間の平均気温を見ていただくと思いの外、冬も厳寒ではないのがご理解いただけると思います。
これに加えて我家は日当たり抜群の南向き。パネルの敷設業者の方から『この家はたくさん発電しますよ~!』とお墨付きをもらった立地条件です。
電力使用で他の家と違うのはお風呂の使い方です。源泉かけ流し温泉天国の山梨につき、リーズナブルな温泉が近所にたくさんあり、週3-4回温泉に行くため、家ではシャワーがメインです。
導入して1年も経っていないため、一部予測も入りますが、このような使用条件下ですと、

春(3月中旬~6月中旬)と、秋(9月中旬~11月初旬ごろまで)
冷房・暖房共に多用しない期間です。尚且つ晴天率日本一の甲府盆地の特徴が生かされて(梅雨時以外)、昼間はソーラー発電で全ての電気を賄い、更に蓄電池を100%に満充電することが可能です。 夜は蓄電池からの給電のみで問題なし。
なので、この時期の東電への支払額は3,200~3,600円/月程度。売電も5,000円前後は期待できるので、春と秋の電気代は実質0円と目論んでいます。
夏(梅雨明けから9月上旬)
起床時にはすでに発電と充電が開始されています。天気が晴れさえすれば、昼間はリビングの高出力200VエアコンやIHクッキングヒーターも何ら問題なく使用しながら、蓄電池に充電。100%満充電は昼前後には完了できることが判りました。
夕方になると気温が急に下がり、夏でも明け方には20~23℃になります。夜は蓄電池の電力を使い、就寝時はAM1:00ごろまでエアコンをかけます。夜は気温が下がるので起床時のAM8時ごろまではエアコンなしでOK。
ちなみに、夏のソーラー発電はPM 6:00ごろには終わり、以降は蓄電池から電力供給となります。上記のような生活リズムで、翌AM 6:00ごろ蓄電池残量は35~45%程度となります。ソーラー設置が7月30日で、8~9月しか体験していませんが、夏は問題ない!との感触を得ました。
夏の売電は3,000円前後かなぁ・・・と予測。 ただ夏はキャンピングカー旅を楽しむ季節でもあり、家を長期不在にすることも多く、その期間は10,000円/月を超える売電金額が期待できるのではと予測してます。
なお、我家の問題児 4.5kWh程度消費する電気温水器は晴れの時しか沸かしません。二人住まい、温泉好きの我家。頻繁にお湯を沸かさなくて良いことはメリットになっています。
いやぁ、今回も長くなってしまった。 すみません!! 今回もここで終わりにして、問題の冬については、次回に続けさせていただきます。