残雪期の乗鞍岳見学。旅の計画について考えさせられた旅でした

さて、雨晴海岸からの立山連峰ドカ〜ン、バ~ンを見たくて、前回を入れて計6日も費やしたけれどついに果たせませんでした。

これが見てみたいです! (富山観光ナビHPより)

山を見るのは秋から冬が良い。なぜなら空気が澄んでるから。例えば富士山で考えてみると、冬の富士は、東京からでもキリッと青い空に浮かび上がってカッコ良く見えるけど、春は晴れてても見えないか、見えてもぼんやり霞んでることが多いです。

冬の富士山はキリっと
春の富士山は甲府からでも霞んでモヤってます

山がキリっと見える季節のうち、秋は立山連峰に雪がないので除外。春はといえば、3月後半に入ると黄砂も加わって確率が低くなることが分かりました。

やはり「あれ」を見るには冬ですね。では冬、どの道を通っても雪が多い山間部を通り抜けなくてはならず、そもそも富山にうちのキャンピングカーで行けるか。というと少しハードルが高い。
以前、雁坂峠や大月インターで雪にビビって以来、いちおう4シーズンタイヤには変えましたが、雪道はやばいです。

ノーマルタイヤでビビった雁坂峠越え
コンチネンタルのフォーシーズンタイヤに変えました

今のところ雪道を走るつもりはないので、冬の雪国、リベンジ難しいかなぁ??
山には雪が欲しいが、道路には雪はいらない。なんて、虫が良すぎますかね?
でも、やっぱり見てみたいなぁ。どうしたらいいか考えてしまいます。

この日は気を取り直し、このまま帰るのもなんなんで、ちょうど帰り道沿いにある、乗鞍へ、残雪残る乗鞍岳を見に行ってきました。

3月富山に向かったのと同じ道を逆方向で向かいました。水の張られた田んぼ、柔らかな新緑の道。

3月には雪の残る安房峠を越え、沢渡を越え美しい新緑の中ドライブです。雪解けの水を集めて梓川がものすごい勢いで流れていました

沢渡(さわんど)より。梓川の流れが速い

沢渡を過ぎて「親子滝」でUターンをし、乗鞍エコーラインに入ります。

乗鞍高原センターでバスに乗り換えレッツゴー。この先はマイカー規制でバスで行く必要があるのです。往復4600円でした。(今年より春山バスは予約必要とのこと)

(また、乗鞍へは長野側と岐阜側の両方からのアプローチもできるようになっています)

今日の終点、位ヶ原に到着。オ~綺麗に山が見えてます。黒と白がシャチの体みたい。

実は、私、雪の回廊を見たかったのですが、あれは立山の雪の大谷だったんですね。何てこと!あわてて計画するとこういうことになっちゃいます。トホホです。
でも、めったに見られないものを見れたから良しとしよう。

あれ?思ったほど雪が多くないね。
ほんとはここに行くつもりでした!

私たち夫婦の旅は、だいたいこのくらいの期間でこの辺りに行く、と決まったら、絶対行きたいところを持ち寄り、柔らかな計画を立て、後は行った先での出会いや興味によって変更しながら進んでいきます。

キャンピングカーの醍醐味は予約のいらない気ままな旅。

これからどこ行く〜?

ですが、場所によって、絶対見たい度合いによって、かなりきちんとリサーチしないともったいない。特に自然相手だと、直前にもしっかり下調べしないと駄目なんだなぁ、と学んだ旅になりました。

今後に活かしていこう!!

今日も最後までご覧いただきありがとうございました。

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