今日は一日雨なので、2年前の5月下旬に登った檜洞丸の思い出をまとめてみました
この年はシロヤシオが当たり年。シロヤシオはツツジの仲間で、純白の花が咲きます。

別名「御用ツツジ」。愛子様のお印の花です。
今回は新松田駅からバスに乗り「西丹沢ビジターセンター」下車。ツツジ新道を経由して山頂へ。その後、犬越路を超えて戻ってくる周遊コース(登頂時間によってはピストン)を選択しました。

檜洞丸は丹沢の中では通好みの山ではありますが、シロヤシオの咲く時期だけは大人気。この日もバスは満員でした。

8:40バスがほぼ予定どおりに西丹沢BSへ到着。ここからしばらくは穏やかな道です。

川の音が聞こえてきたら、渡渉があります。まっすぐ1回目の渡渉。河原を左に進み、対岸に登山口となる小さな階段を見つけて2回目の渡渉をします。 これがわかりにくく迷っている方が多かったです。


渡渉の後はかなりの急登が続きます。この辺りで同じバスだった人3人でなんとなく仲間ができて励ましあいながら頑張って登りました。
鎖も出てきます。

階段は一気に標高を稼ぐと思って頑張ります!

小さな展望台を過ぎるころ、シロヤシオが姿を現しました!真っ白の花だろうと思っていたら、花弁の中のほんのり緑になっていて、色合いがなんとも清楚。

まるで花嫁のブーケのようです。

ここからは丹沢特有の木の階段が続き、足元が安定するのでシロヤシオのトンネルを堪能できます。
この日は「トウゴクミツバツツジ」という赤紫のミツバツツジも満開で紅白のツツジに包まれて夢のような花園を楽しみました。

ようやく山頂に着きました。檜洞丸からは富士山がよく見えます


さて、時間も早いので犬越路を抜けていこうと思います。

犬越路は鎖場や痩せ尾根、岩場が多いので要注意です。そのかわりスケールの大きな展望が魅力的!ここは本当に丹沢だろうか?と思うほどの大展望に感動しました

この眺めです

シロヤシオの道も続いています。

ただし、絶景の後には鎖場、岩場。何度も何度も交互に出てくるので注意して歩いていきます。鎖や鎖のない岩場に慣れていないと、かなり怖くて足がすくんで危険だと思います。

ようやく避難小屋のある犬越路に着きました。この後は用木沢出会い向けて進みます。

用木沢出会いまでは、ざれた道が延々と続きます。 今日は人が多いので後になり先になり、知らない者同士、励ましあうように歩いていきます

最後何度か小さな渡渉を繰り返し、青い橋を3つかな?渡って車道に出ます。


その後は車道を約30分。これが結構 足と気持ちに響きます。。
長かったけど楽しい一日でした。今年はシロヤシオ咲いてくれるでしょうか?
丹沢は山梨からは行きにくくて、なかなか簡単にはいけなくなりました。でもいつかチャンスがあればまたシロヤシオに会いに行きたいな!

今日も最後までご覧いただきありがとうございました。