帰路２日目 今日は下道で木曾の方まで行くことにしました。
名古屋を迂回し、国道１９号を進みます。国道１９号は岐阜県多治見から中津川辺りまではほぼ中央高速道路と並行して走っています。
中津川を過ぎて、久しぶりに馬籠に寄ってみることにしました。
馬籠、妻籠、奈良井宿は中山道のなかで木曽路といわれる山深い所で、馬籠は京都から来ると木曽路の始まりの場所。
「木曽路はすべて山の中である」という島崎藤村の生まれ育った家も馬籠にあります。
この辺りは中山道の宿場町として栄えていたところですが、明治時代鉄道が敷かれた際に取り残されてしまいました。
そのお陰で、奇跡的に江戸時代の宿場町が残り、その後保存活動によって今に至るそうです。
なんでわざわざ川から離れ、山の中を街道を通したのかなぁ？ちょっと調べたら、妻籠、馬籠にはお城があり、妻籠は伊那街道との交差点、関所もあったらしく、山の道は昔から使われていたんですね！
町を歩くと、両側をやまにはさまれた狭い道筋にぎっしりと黒い格子と板壁でできた美しい家並みが並んでいます。
そば粉を挽くための水車もあちこちにあって風情があります。
お土産屋さんや、五平餅、甘味処、蕎麦屋さん 酒屋さん いろんなお店もたくさんあって、楽しく散策できます。
少し散策を広げると、のどかな風景が広がって、目の前の山（恵那山 日本１００名山）が大きく見えて気持ちがいいです。
江戸時代の旅篭町にタイムスリップできる、こんな素敵なところが残っていて、保存されているのはうれしいことですね
馬籠から次の宿場、妻籠まで７キロ。いつか歩いてみたいなぁ！！
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