ラジオ「石丸謙二郎の山カフェ」で聞いた「登山靴の履き方講座」。足トラブル解決情報が満載でした

日常生活で足のトラブルに悩む方は多いですよね。爪の変形、膝の痛み、タコ、外反母趾、偏平足そして腰の痛み。NHKラジオ「石丸謙二郎の山カフェ」で聞いた「山活しずおか」が開く「登山靴の履き方講座」が面白そうだから参加しない?と誘っていただき、さっそく参加してきました。

講師の先生は静岡市で開業する足専門のお店「あしらっく」さんのオーナー森先生。開催場所は焼津から10分ほどいった焼津初の景観地区、花沢の里にある素敵カフェ「カントリーオーブン」さんで行います。

小さな看板がかかっています
次回は満席なんだそうです。足のトラブル抱える方は多いのね

花沢地区は初めて知ったのですが、狭い街道沿いに石垣と門でつながった特徴ある建物が並び、小さな川にこじんまりとした独特の橋が架かって、昔からの景観を保つしっとりとしたいい町でした。満観峰という縁起の良い名前の山に登る人や花沢地区の観光に来る方で土日は賑わうそうです。道が狭いので、車は少し手前の「花沢の里観光駐車場」に停めると良いです

うろこ壁が素敵なカフェ
今日は貸し切り!

この日の参加者は2部に分かれて11人と大盛況。まず、骨の模型と実際の足を見ながら、足の構造と仕組みの説明。みんな自分の足をぐりぐりさせながら聞き入ります。

かかとがまっすぐの状態
靴とあってないとかかとがずれる
すると、アーチが崩れる

次になんで足にトラブルが起きていくのか、参加者の悩みを聞き、足を見ながら解説をしていきます。もう、みんな食い入るように見つめ、真剣そのもの。

相談を受ける

足といっても、10人もいると様々な足の形があり、様々なトラブルがあることがわかりました。こんなに他人の足をじっくり見たのは初めてです(笑)

足のサイズを測ってみると、長さと幅、どちらも必要以上に大きめをチョイスしている人が多かったです。そうすると靴の中で足がふらつき安定しない。

どういう風に靴を選んだらいいか、すでに購入してしまった靴をどのようにして快適に適切に履けばいいか、共通して必要なことは、かかとのホールド感がしっかりあること、長さや幅が大きすぎない事。要するに靴の中で足が泳がないようにすることが大切だということです。

一人一人アドバイスをしながら最後はクツ紐を結びます
歩いてみます

足の形、足と体のバランス、骨の位置、肉づき、柔らかさ、という生まれつきの要素に 抱えているトラブルなど人によって千差万別なので、相談にも乗ってもらえます。

靴ひもの結び方も含めて、一人一人丁寧にじっくりと向き合っていただき、あっという間に おそらく予定時間以上の時間を使って楽しくためになる講座が終わりました。

向かって右が先生の結んだ紐。左が受講生の結んだ紐。先生の紐は幅がそろって足首に隙間ができない

この日はトレラン界の超スペシャリスト、望月将悟さんも参加されていました。望月さんは「トランスジャパンアルプスレース」といって、富山湾をスタートし北アルプス、中央アルプス、南アルプスの3つのアルプスを走破して駿河湾にゴールするという、415km・8日の超過酷なレースをなんと4連覇した経歴を持つレジェンドです。

真の王者は人柄も最高といいますが、望月さんも大変穏やかで謙虚、しかも明るい素晴らしい方でした。その望月さんもこの講座は「とても勉強になった、さっそく取り入れたい」とおっしゃる内容でした。

望月さんと受講生

講座終了後、相方さんがインソールの相談をじっくりしたいということで、静岡にある あしらっくの店舗にお邪魔しました。

静岡駅近くの大通りに面して、明るくて落ち着く店舗でした。店舗の機械を使って詳しく計測し、いろんなご相談をさせていただきました。丁寧に相談に乗ってくださり感謝です。

明るく落ち着いた店舗には足によさそうな靴がたくさん
細かい計測。

子育てをしながら、自身の足トラブルが契機になって、勉強を始め博士号まで取って起業したという森千秋オーナー。足のトラブルに向き合う姿勢が半端ない!健康な足を目指して、応援してま~す!

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