私の大切な愛機はFUJIFILMのFX10
ものすごーくコンパクトで超軽いのに、センサーがAPSCで、レンズはF値が2.8の明るい単焦点レンズがついています。温かみのある色使いも気に入っています

6年前に山に登り始めた時に購入しました。山に行くときはいつも持っていって、山を撮ったり花を撮ったり!なくてはならない相棒。
単焦点レンズというのも始めて知りました。このレンズはスマホのように望遠にしたり広角にしたりできません。
黒い紙に四角い穴を開けて目の前に掲げ、モデルさんに立ってもらいます。自分が前に行けば穴からはモデルさんの顔だけが見えるようになるし(近づきすぎか!?)、自分が後ろに下がればモデルさんが小さくなり風景が見える。そんな感じ。
手でピッピと大きくできないのでどこをどう切り取るか考えながら自分で動かないといけません。面倒だけど、もう身についてしまい、スマホでもついやっちゃう。
望遠がないので遠くの景色は遠くまで綺麗に写るようにF値を上げてエイヤァで撮ると、3枚に1枚くらいは山の陰影もくっきりの素敵な写真が撮れます。拡大した時、スマホの写真とは明らかに違う解像度です。
花の写真はボケがとっても美しい。山の花はとっても小さいんです。小さすぎて探せなかったこともよくあります。1ミリよりも小さい花もたくさんあります


接写機能はないので息を止めてギリギリまで花に近づいて何とかピントを合わせてパシャリ。これも3枚に1枚くらいはいい写真が撮れます。

なんで3枚に1枚か、というと、まず、カメラのことがよくわかってないから。勉強しろよ、という話ですけど、本を読んでも実際の場面になるとわからなくなっちゃって。今のところボケを出すためのf値と、明るさ調整の露出をよく使うくらいです。夕日とかはシーン設定を使うダメダメぶりです。
次に、目がよくないから。近視、老眼、更に乱視も強いのです。疲れてくるとカメラのピントどころか自分の目ですらピントなんて合いません(TT)
あと、山歩きの時は時間が限られてるのも原因の1つであります。一緒に歩く人を待たせないよう、一瞬で撮ることが多い。 1人で歩くときも下山時間が気になったりしてそこまで落ち着いて撮ることがありません。三脚を組み立てる時間もなく、手ブレしちゃうことも多い。

根っこに躓いて転んだり、落ち葉に足を取られて滑ったり。可愛い愛機も一緒に笑って転んで、ちょこちょこ外側に傷もつき、少しガタが出てきました。
FX10、とっても気に入ってるけれど、1つ欠点が。レンズ交換ができないんです。
山頂で美しい富士山が見えるとテンション上がります。遠くに見える花も撮りたいな。
望遠レンズ、、欲しいなぁ。
私は腕もないし、山の中でレンズ交換なんかできるか?ホコリが入ったり、転んだりしないかしら? いやいや、私には無理だわ。きっとできないな!
重いのも持ち歩けないし。やっぱり無理だ。
と思ってました。今年の夏、夫が、FUJIから新しく軽いミラーレス出るんだってよ と声をかけられるまでは。X-M5です

夫は、とっても良さそうだし、同じFUJIだから操作も似てるんじゃない?ほらほら、ほら〜 とパソコンで見たり、ヨドバシカメラに行ったり、超おすすめアピールしてきます。
だんだん欲しくなってきましたよ。どうします??
しかも見に行って触っちゃった!どうしましょう!
とりあえず見に行くだけ。見に行こう。と意を決してヨドバシさんに行ってきました。
軽いね〜 操作も似てる。いいかも、、、
とようやく購入しようと思った。のに なんとなんともう売り切れだとか。発売からわずか1週間で売り切れって、、、
予約で半年後なんだって、、、
チ~ン。(-_-) 残念でした。