湯浅の街

湯浅の町を知ったのは図書館で借りたガイドブックです。たった1ページですが、レトロな街何がとても気になりました。

よく読むと、なんとお醤油発祥の地とか。お醤油って関東で作られたんじゃないのか〜!知らなかった!

そんなこんなで、気になっていた湯浅にやってきました。

着いたのはちょうどお昼頃で、湯浅町観光駐車場、という名前の広い駐車場に停めました。

実はここ、RVパークも兼ねていて、予約はネットのみの受付、いろんな登録も夫がネットで行ってました。行けば予約時間から電源が使える完全自動受付です。レトロな街は近未来的〜

しっかし、この日も暑い!残暑というより夏本番の猛暑日です。めまいがしそうですが、暑さにめげずに歩いてみました。

鎌倉時代、中国へ修行に行った覚心和尚が持ち帰った金山寺味噌。それを作るうち、上に溜まる黒い液体がなんとも美味しい、と合う評判になりやがて作り始めたのが醤油。

なので今でも醤油を溜ともいうとか。

このお話は醤油を作り続ける角長さんの資料館の方が教えてくださいました。

街の歴史と写真を見ると、古くより宿場町や漁港としてとても栄えていたところのようです。昔の写真を見ると活気で溢れています。ここは大火が江戸中期よりなく、第二次大戦での空襲も免れたため、このような美しい古い町並みが残ったということです。 

小さなエリアの歴史保存地区を歩いて思ったのですが、住民の方の、この街並みを守りたい、という熱意と、愛情がとても強く感じられました。新しく建てる家も外側は昭和初期の建て方に統一しなくてはなりませんし、車の乗り入れも車庫入れも難儀そうです。

それでも、道を綺麗にし、要所要所に小さな休憩所や展示室を設け、街のおかみさんなのかな?皆さん楽しそうにお仕事されていました。美しい町並みと粋な感じの町の方に元気をもらった一日でした。

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