1日で本宮大社、速玉大社、那智大社を足早に巡ってきました。



実はこの旅では小辺路、大辺路も歩く予定でしたが、毎日酷暑日が続き、35度越えの気温です。何とか短時間ながら伊勢路を歩いたので、ほかの道は次回へ持ち越しすることにしました。ついでにもう少し練り直そうと思います。
さて、熊野神社三社ですが、回り方はできれば新宮大社→速玉大社→那智大社の順が良いそうです。今回、たまたまですがその回り方になってラッキーでした。 前泊は、本宮大社の30分ほど手前にある「道の駅瀞峡(どろきょう)街道熊野川さんでした。熊野川をわきに見下ろすほんとに小さな道の駅です。 駐車台数も少ないのですが、この夜はたった1台で少し心細かったです。


朝は少し早起きして無理なく、熊野の瑞鳳殿さんの駐車場に停めさせていただきました。

このすぐ隣から本宮大社の階段が始まります。今日は先に大斎条の鳥居を見に行くことにしました。
ここは明治22年というから、熊野神社の歴史を考えるとつい最近?まで本宮が建っていたところだそうです。熊野川の氾濫で流されてしまった本宮は少し高台の現在の場所に移され、大きな鳥居だけが残っているところです。
この地としては広々とした田んぼの中に大きな大きな鳥居だけが建っている姿もまた、ただならぬ存在感です。


本宮大社は駐車場横から始まります。長い階段の両脇に熊野大権現と書いてある白いのぼりがはためいています。
上り詰めたところは広くなっていて門の横に立っている赤い日の丸の中に黒い八咫ガラス模様の旗がかっこいい。
本宮大社の門をくぐる前、お参りの順番が書いてあるので間違わないように!無事にお参りが終わったらおみくじや御札をみて回ります。


前回購入した黄色いくちばしの可愛い八咫烏のおみくじは今回おいてありませんでした。残念!
車で来るとあっという間に参拝が終わりますが、もし3時間半ほど歩くのが嫌でなければ、熊野本宮に車を置き、本宮のバス停から発心王子まで行き、熊野古道を歩いて本宮まで戻るコースはいかがでしょう?


実は一昨年のGWの頃、中辺路の発心王子から新宮大社まで歩いてみました。
この道は、3〜4時間かかりますが、高い峠越しはありませんし、苔むした石畳や山道が多く、歩き易さ、歩く距離、古道らしさ、トイレや休憩場所もあるなど、どれをとっても満足できるパーフェクトに近いとても良い道でした。


なかでも道の終盤、展望台から見えた大斎原の大鳥居は、大感動でした。
ほんのちょっとだけ 長い旅路を経てこの大鳥居をみた古の人たちの安堵した気持ちが感じられ、私もうれしくなりました。
詳しくはこちらは別の投稿でまとめたいと思います。
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