【山梨百名山】富士の絶景・小楢山

山梨県甲府盆地の北側に位置する小楢山(標高1712m)に行ってきました。

山梨百名山にも選ばれており、初心者でも無理なく登れる山でありながら、富士山の絶景が楽しめるということで、どんな景色が見れるのか楽しみです 
(今までよりちょっとだけ長い、といっても4分くらいの動画を作ってみました。よろしければこちらからご覧ください。)

こんな位置関係にあります

登山口はいくつかありますが、今日は中でも一番簡単に登れる焼山峠のコースを選んでみました。

登山口と駐車場がある焼山峠は、途中まで金峰山の大弛峠と同じ道です。途中恵林寺というお寺をすぎて、JA牧丘のSSと、大きな青い看板のある「牧丘トンネル南」交差点を左折します。
ちなみに、直進すると大弛峠へ行きますし、焼山峠を過ぎて3キロほどで大弛峠への道と再び合流します。

ここを左折です

焼山峠へ行くまでの道は 最後の4キロほどが中央線のない1車線道路になりますが、ぎりぎりすれ違いができる程度の幅がありました。 

これが焼山峠です。手前左にトイレ、手前右に登山口があります
道はきれいに舗装されているけど、最後4キロはちょっと狭いです 
脇の落ち葉に注意

峠には大きな看板がそびえているので見逃すことはないと思われます。おそらく2~30台は停められるそこそこ広めの駐車場です。トイレを済ませて出発です。

小楢山山頂まで、標準タイムで80分。 

私の実際のコースタイムは
8:05 焼山峠登山口スタート
8:43 新旧の分岐通過(旧道選択)
9:50 登頂
10:10 下山開始
11:02 下山終了

最初から歩きやすい道が続きます。久しぶりにカメラを持ちながらゆっくり歩いて、さらに休憩を2回入れたりしても、1時間45分で到着しました。(足の速い人なら1時間で登れそうな山です)
最後まで明るく広々した感じがとても気持ちの良い道だったのと、岩や危険個所は一つもなかったので、初心者の方と一緒に来ても楽しい山だと思います。

明るい森。踏み後もしっかりあります

途中にある新道・旧道の分岐は、どちらに行っても大丈夫です(すぐ合流します)。
新道は最初が少し急な坂。唯一の名所「的岩」のすぐそばを通るように道ができています。
旧道はゆっくり上がり、最後少し登ります。「的岩」は下から見上げる感じでした。

的岩; 弓矢の的になるような薄くて丸い岩。 やまなしハイキング100のHPより

さてここを過ぎると山頂はもうすぐです。山頂は広範囲に広く平らになっていると思われ、途中から平坦な道を進んでいきます。

突然ぱっと目の前が開け、山頂標識の向こうに立派な富士山の雄姿が目に飛び込んできます。


山頂は草原の様に広い芝生。前面に木がないので、前へ進んでみると、今日は雲海の下に甲府盆地がチラチラと見えています。目線を上げるとすごい絶景。
富士山だけではなく、大菩薩嶺から丹沢の山、三つ峠山や釈迦が岳などの御坂山塊、静岡へと向かう身延の山々、そして右手には南アルプスの山々。

しかし何といっても、今日は水墨画の様に淡い藍色のグラデーションとなった山々を従えて、ど真ん中に富士山がそびえているのが何とも爽快!!スコーンって開けてるのもいいですね!

これを見ながらおにぎり食べるの最高です!!! 
またまた お気に入りの山、お勧めの山が一つ増えました! 
登山というよりハイキングなので友達を連れて来るのもいいかも!

季節が秋の始まりということで、花はあまり咲いていませんでしたが、春にはオレンジのレンゲツツジや、桜によく似たズミの花、スミレなど、いろんな花が咲いて花の山と化すそうです。
そのころまた来たいな!というか、気持ちがいい山なのでたぶんちょくちょく来ると思います。

そうそう、現在山梨はブドウの最盛期です。小楢山のある牧丘は巨峰の生産日本一なんだそうです。丁度巨峰・シャインマスカットの時期なので帰りに牧丘の道の駅に寄ってみてもいいかもしれません。

私がよく利用する本、「やまなしハイキング100選」はネットでも検索できます。
これの良い所は、ルート地図の下にある 「スタート地点までのルート案内」 というバーナーをクリックすると、Google Mapで登山口までのナビが表示されることです。
登山口って住所も適当だし、名称もいい加減で困ることが多いので、この機能はとっても助かります。山情報の検索のとき、この「やまなしハイキング100」のアイコンを目印に探してみてくださいね!
ちなみに今回は こちらのページです!
(本は非売品です。数年前山梨県内で配布されていましたが在庫はもうないかも・・)


タイトルとURLをコピーしました