野反湖を2日で一周

ニッコウキスゲが綺麗な野反湖。ニッコウキスゲだけでなく実は色んな花が咲いています。

今年のニッコウキスゲは、数も少なめで、見頃は1週間早かったようで、一面に咲くところはみられませんでした

好きな方は1年に2度も3度も訪れているという魅力ある湖なのだそうですが、私は初めての訪問です。

今回は山の仲間と一泊二日で、野反湖をぐるっと回る計画です。

1日目。富士見峠から八間山を経て野反湖キャンプ場へ。登りは急な笹原
2日目は野反湖畔を歩いた後、弁天山へ。急だが短い登りあり。登ればすぐにゴールが見えます

車を1台、野反湖キャンプ場にデポし、先ずは野反湖の入り口となる富士見峠から歩き出し、八間山に登ってからキャンプ場へ下るコースです。

このコースの登りは、少しだけ樹林帯がありますが、ほぼ笹原の中の移動で、照りつける太陽と遠目にもわかるなかなかの斜度を持つ斜面に手こずりました。

けれど、のっけからハクサンフウロやシモツケソウ、ハハコグサなど、たくさんの花が咲いて目を楽しませてくれます。

熱中症にならないようにこまめに水分を補給しながら、登りました。花とともに素晴らしかったのは景色です。

草津町の向こうにそびえる草津白根山!堂々としてかっこよかった!

45℃左には八ケ岳。下に広がる佐久平は真っすぐこちらに伸びています。

いくつかの疑ピークを越え八間山の頂上に着いたときはみな暑さで疲労困憊。

しかも懸念していた雨が降りそうな気配です。休憩もそこそこに、今度は下り。こちらは先ほどと違ってずっと樹林帯でした。

しかし、早めに雨が降ってきて、滑る滑る。乾いていたときは登りやすかったのに、濡れると、粘土質だったことが良くわかりました。

ようやく湖畔ついたときは、ホッとしました。3日間を通じ、朝快晴でも、この辺り、長野、群馬、新潟県境方面は午後から雨雲が発達して雷が発生することがわかりました。気をつけよう。

この日泊まった野反湖キャンプ場はいいところでした。私たちはバンガローに泊まりましたが、清潔で良いところだと思います。

管理棟。夜七時まで営業
バンガロー群。

大きなバンガロー(コテージ?)は、ベッドでしたが小さなバンガローは布団で、フカフカしてるわけではないので、小さな空気マットなどを持っていくと快適かなと思いました。

トイレは管理棟近くにあります。24時間入れるコインシャワーもありました。

バーベキューは屋根のあるところで。肉も野菜もたくさんで食べきれなかった〜

夜は真っ暗になるけれど、星がすごく綺麗でした。トイレは管理棟横まで行くので、できれば管理棟に近いほうが便利です

2日目は湖畔の反対側を富士見峠に向かって歩きました。朝の野反湖がキラキラしていて美しかったです

今回ニッコウキスゲは少し時期が遅かったけど、今日はヤナギランの群生に出会いました。

少し背が高いピンクの花が風に揺れていました。

ずっと湖畔を歩くこともできるし、途中から弁天山へ行くこともできます。

私は途中から弁天山へ向かいました。人は少なく熊鈴をジャラジャラ鳴らします。

最初、笹が茂って道が隠れそうになっていました。

この間の北岳の藪漕ぎを思い出し、げんなりしたけど、10分くらいで藪漕ぎは終了。何処かからの道と合流すると、下草が切り取られかなり整備された道となってました。

その後はずっと良き道で、弁天山に到着。と言っても標高差はたったの100㍍くらいです。

その後は30分もしないうちに富士見峠に到着。振り返ってみると楽だったけど結構歩いたことが分かります。

昨日と今日で、ぐるっと野反湖を一周したことになります。

人間って歩けるんですね!!!私たちにはこれから新潟へと移動します。

タイトルとURLをコピーしました