[神奈川] 檜洞丸→犬越路。シロヤシオの思い出2023/05下旬

今日は2年前の5月下旬に登った檜洞丸の思い出をまとめてみました。
登山口情報など少し丁寧に書いてみたいと思い、どんぐりんの山日記を再開することにいたしました。よろしくお願いいたします。

この年はシロヤシオが当たり年。シロヤシオはツツジの仲間で、純白の花が咲きます。

別名「御用ツツジ」。愛子様のお印の花です。 

新松田駅から7:15発の富士急バスに乗り終点「西丹沢ビジターセンター」下車。 

檜洞丸に初めて登りに来た時は力量不足。帰りのバスの時間があって登頂できず、引き返しました。2回目は小屋泊。3回目の今日、初めてバスでの日帰り登山を目指します。
ツツジ新道を経由して登頂後、犬越路を超えて戻ってくる周遊コースに挑戦する予定です。(時間によってはピストン)登山初めて4年間の成果が試されます

檜洞丸は丹沢の中では通好みの山ではありますが、シロヤシオの咲く時期だけは大人気。この日もバスは満員でした。

8:30バスがほぼ予定どおりに西丹沢BSへ到着。ここからしばらく車道を歩き、登山道入り口からも穏やかな道を歩きます。

川の音が聞こえてきたら、ゴーら沢の出会はもうすぐ。川をまっすぐ渡って1回目の渡渉。

この辺りは気持ちのいい道です!
川です。ここはまっすぐ渡ります。

渡った先の河原を左前方に進み、対岸に登山口となる小さな階段を見つけて2回目の渡渉をします。 これがわかりにくく迷っている方が多かったです。

1回目の渡渉のあと、まっすぐ進むと入り口を見失います。
この階段が登山口です

渡渉の後は1時間強、かなりの急登が続きます。頑張りどころです。この辺りで同じバスだった人3人でなんとなく仲間ができて励ましあいながら登りました。

鎖も出てきます。

階段は一気に標高を稼ぐと思って頑張ります!

小さな展望台ではちらっと富士山が見えてホッと一息。この辺りからポツポツとシロヤシオが姿を現しました!真っ白の花だろうと思っていたら、花弁の中のほんのり緑になっていて、色合いがなんとも清楚。

まるで花嫁のブーケのようです。 登るにつれ徐々にシロヤシオが増えてきました。

最後の1/3くらいは急登の個所もありますが、丹沢特有の木の階段や木道が多く、足元が安定するのでシロヤシオのトンネルを堪能できます。

この日は「トウゴクミツバツツジ」という赤紫のミツバツツジも当たり年の満開で紅白のツツジに包まれて夢のような花園を楽しみました。
シロヤシオが満開を過ぎたころにトウゴクミツバツツジが満開となるそうです。2種類の花の満開を重ねるのは、狙えるものでもないので、ラッキーでした!

山頂付近はなだらかな木道が続きます。白いトンネルだ~!
足元は梅雨時に咲くオオバイケイソウの葉で埋め尽くされています。

ようやく山頂に着きました。特に山頂直前、檜洞丸からは富士山がよく見えます

お弁当はそそくさと食べました。帰りのバスに間に合うように余裕を持ちたい!

さて、時間も早いので犬越路を抜けていこうと思います。

犬越路は鎖場や痩せ尾根、岩場が多いので要注意です。そのかわりスケールの大きな展望が魅力的!ここは本当に丹沢だろうか?と思うほどの大展望に感動しました

この眺めです。感動です。 ただし、この手の絶景が現れたら、その先は絶壁です。

富士山はずっとついてきてくれます。 シロヤシオの道も続いています。

ただし、絶景の後には鎖場と岩場。何度も何度も交互に出てくるので注意して歩いていきます。岩場には足場があります。ただ、見える景色は高度感もあるので、鎖や鎖のない岩場に慣れていないと、かなり怖くて足がすくんでしまうかと思います。

ここは結構下まで長い鎖場です。 鎖がない所もあるので要注意です

ようやく避難小屋のある犬越路に着きました。この後は用木沢出会いに向けざれた道を降りていきます。

用木沢出会いまでは、ざれた道は延々と続きます。 石は結構大きくて足元にごろごろ転がって、神経を使います。

最後、何度か小さな渡渉を繰り返し、青い橋を3つかな?渡って車道に出ます。

その後は車道を約2キロ。朝より格段に長く、結構 足と気持ちに重く響きます。。

最後少し走って、3:40のバスに間に合いました。長かったけど楽しい一日でした。今年もシロヤシオ咲いてくれるといいですね!

丹沢は山梨からは行きにくくなっちゃったけど、いつかチャンスがあればまたシロヤシオに会いに行きたいな!

今日も最後までご覧いただきありがとうございました。

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