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暑くてたまらないので西沢渓谷に行ってきました。
甲府方面から国道140号をひたすら北上します。長いけれど道は広くきれいで、さすが国道です。林道とは大違いです
道の駅「みとみ」で車を停めるか、さらに少し進んだところに専用の駐車場があります。この日は平日なので専用の駐車場もガラガラ。ここには看板で、「ここが満車なら道の駅みとみをご利用ください」と書いてありました。
さて、駐車場を出て、少し戻るように坂を登り、正面のお土産屋さんを左折して西沢渓谷への道へ入っていきます。

途中車止めのゲートを越えたあたりから、サワサワと川の流れる音が聞こえ始め、左下に清流が目に入ってきます。西沢渓谷は道が狭いので一方通異なっているようです、


この渓流沿いの道は、西沢渓谷と日本百名山・甲武信ヶ岳と共通の道となっています。この辺りの道はほぼ平坦で歩きやすいです。途中1つトイレがあり(結構綺麗)、甲武信岳への登山道を2つ越えると廃業した山小屋風の建物が見えてきます。ここが西沢渓谷への入口となっています。


西沢渓谷へ行くときは登山靴で。と書かれてあるとおり、ここからはなかなかにハードな道となります。狭く、岩も多く、傾斜も急な所あり。おまけに道は濡れていたり、水量が多いと道自体が川の一部になるところもあり、注意が必要です。
反面、山好きな人にとっては、道も長くそこそこ歩きがいのある楽しいコースです。


途中からおや、っと思ったのですが、西沢渓谷は花の道なのですね。この時期、低山の多くは花は少なくなるのですが、ここには種類も豊富、数も多い。ポツポツ咲いているのではなく、道沿いには常に何かが咲いていました。おそらく春の初めから夏を通してずっと花が絶えることはないのでしょう。



また、紅葉の名所だけあって、モミジや楓の木も多く、赤や黄色と錦色に染まり、さぞ美しくなるでしょう。また来ないとなぁ!
さて肝心の渓流は、というと、これが素敵で💕 歩き始めの頃は渓谷と言ってもものすごく深い谷ではありません。いうなれば、道が川に近付けば、触われる渓流、足をつけて涼める感じの渓流が続いています。

そして所々にある小さな滝の涼やかなこと。小さな窪地に溜まる水はエメラルドグリーンで吸い込まれそうな美しさです。もちろんそこには近づいてはいけません
そういったところには名前がつけられ、見どころがいくつもでてきます。


足元の悪いところを渡り、狭く岩のせり出したところでイワカガミに挨拶をして、急な階段を登っていきます。

道が川から離れ高いところを歩くようになると、最後の見どころ、圧巻の「七ツ釜五段の滝」となります。名前がかっこいい。


その名の通り5段の滝の下に深いエメラルドグリーの釜があり、何やら怖さも感じる、ゾクッとするほどの美しさです。

この上はトイレとベンチ、テーブルがあり、休憩場所となっています。
帰りは 昔の林業用トロッコの軌道をたどるみちで平坦な歩きやすい道です。渓谷のあたりは馬で引いたということです。ところどころ人馬共に崖をおちた個所があって、「ひこいっちゃんころがし」(彦一さんが転がった)などの名前がついていました。
道は最後まで穏やかな傾斜であるものの、いかんせん長い😅 駐車場に戻ってきたころには4時間立っていました。
帰りは道の駅みとみで果物とお野菜を仕入れ、金峰山の帰りにも寄り気に入った「はなかげの湯」で疲れをいやしました。HPではわかりませんが、ぬる湯と中温の湯、サウナ、水風呂、露天又は半露天があります。JAFカードで100円引き。



